スマホ保険ラボの編集長D部長です。
iPhone 18 Proが9月18日に発売されます。同じタイミングで、2022年に買ったiPhone 14 Proを手にしたまま「そろそろ替えどきなのか」と迷っている方がとても増えています。
知恵袋のような質問サイトでも、同じ悩みが並んでいます。「4年使った14 Proはまだ戦えるのか」「無印のiPhone 18を待ったほうが安いのでは」「バッテリーだけ交換すればあと2年いけるのでは」という3つです。
僕がスマホ修理店で働いていた時も、新型が出るたびに同じ質問を受けました。
「まだ普通に使えるんですけど、替えたほうがいいですか」という聞かれ方が一番多かったです。(その場で即答できる質問ではなかったのですが…)
答えが割れるのは、判断の材料がスペック表だけではないからです。本体価格と下取り額、修理に出したときの実額、そして4年落ちの端末が入れる保証の範囲。この3つを並べると、意外とはっきり線が引けます。
この記事では「14 Proと18 Proのスペック差」、「3つの選択肢それぞれの実額」、「4年落ちの端末にできた保証の空白」までまとめました。金額はすべて2026年9月14日時点のApple公式・各社公式サイトの記載にもとづいています。
なおAppleの保証対象外の修理料金は税別表記なので、この記事では税込に直した額で並べています。
iPhone 14 Proから選べる道は3つある

まず全体像を整理します。いま14 Proを持っている方が取れる手は、大きく3つに分かれます。
| 選択肢 | 今すぐ出ていくお金 | 手に入るもの |
|---|---|---|
| iPhone 18 Proに買い替える | 152,800円〜(下取り上限が出た場合) | 最新チップと可変絞りカメラ、保証に入る権利 |
| 無印のiPhone 18を待つ | 0円 | 待ち時間。ただし発売時期は未定 |
| 14 Proのバッテリーを交換する | 18,920円 | バッテリー持ちの回復。中身はそのまま |
この3つは「どれが正解か」ではなく、あと何年その端末を使うつもりかで答えが変わります。3年使うつもりなら買い替えが安くつきますし、1年で手放すつもりならバッテリー交換のほうが合理的です。
スマ子4年も使ったので、さすがに買い替えかなと思っているんですが…
でも18 Proは22万円もします。
編集長その22万円という数字だけで決めないほうがいいです。
14 Proには下取りと買取という出口があるので、実際の持ち出しは15万円前後まで下がります。
逆に、使い続ける側にも修理代という見えにくい出費があります。そこまで並べて比べましょう。
順番に見ていきます。まずは「そもそも4年でどれだけ変わったのか」という、スペックの差からです。
iPhone 14 ProとiPhone 18 Proのスペックを比較

4年ぶんの差がどこに出ているのかを、主要な項目で並べます。
| 項目 | iPhone 14 Pro | iPhone 18 Pro |
|---|---|---|
| 発売日 | 2022年9月16日 | 2026年9月18日 |
| チップ | A16 Bionic(GPU 5コア) | A20 Pro(GPU 7コア・2nm) |
| Apple Intelligence | 非対応 | 対応 |
| 画面 | 6.1インチ/2,556×1,179 | 6.3インチ/2,622×1,206 |
| 屋外でのピーク輝度 | 2,000ニト | 3,000ニト |
| メインカメラ | 48MP/ƒ1.78の固定絞り | 48MP/ƒ1.48〜ƒ4.0の可変絞り |
| 超広角カメラ | 12MP | 48MP |
| 望遠カメラ | 12MP/3倍(77mm) | 48MPで4倍(100mm)/12MPで8倍(200mm) |
| フロントカメラ | 12MP | 18MPセンターフレーム |
| ビデオ再生 | 最大23時間 | 最大36時間 |
| ボディ素材 | ステンレススチール | アルミニウムUnibody |
| 前面の保護ガラス | Ceramic Shield | Ceramic Shield 2 |
| 重量 | 206g | 211g |
| SIM | 物理SIMとeSIM | デュアルeSIMのみ |
| 発売時の価格 | 149,800円(128GB) | 219,800円(256GB) |
体感で一番効くのはバッテリーと画面の明るさ
表の上から順に効いてくるわけではありません。4年前の端末から移ったときに、最初の1日で気づくのは別のところです。
一番はバッテリーです。ビデオ再生で23時間から36時間へ、13時間ぶん伸びています。これは新品同士を比べた公称値なので、4年使って劣化した14 Proと比べれば、体感の差はもっと開きます。
次が画面の明るさです。屋外のピーク輝度は2,000ニトから3,000ニトへ1.5倍になりました。直射日光の下で地図を見るときや、屋外で写真を確認するときに差が出る部分です。
チップの世代差は、正直なところ普段のSNSやブラウジングでは分かりにくいです。A16 Bionicは今でも十分に速く、アプリが重くて使えないという状態にはなっていません。
差が出るのはゲームの描画と、動画の書き出しのような重い処理です。
カメラは「絞りが動く」という別物の変化
カメラは画素数よりも仕組みが変わりました。14 Proのメインカメラは絞りがƒ1.78で固定されているので、撮る側で絞りを変えてぼけの量を決めることはできません。
18 Proはレンズの絞り自体がƒ1.48からƒ4.0まで4段階で動きます。ぼかしたいときは開き、集合写真のように全員にピントを合わせたいときは絞る、という撮り方ができます。
望遠も変わりました。14 Proは12MPの3倍までですが、18 Proは4倍(100mm相当)を48MPで撮れて、さらに8倍(200mm相当)まで光学品質で寄れます。
ただし8倍で撮ったときの画素数は12MPになります。それでも、子どもの運動会や発表会のように近づけない場所で撮る機会が多い方には、ここが買い替える理由になります。
14 Proが今後も手に入らない機能がひとつある
ソフトウェアの更新では埋まらない差がひとつあります。iPhone 14 ProはApple Intelligenceに対応していません。対応するのはiPhone 16以降の全モデルと、iPhone 15 Pro/15 Pro Maxだけです。
9月15日に配信されるiOS 27そのものには、14 Proも対応しています。iPhone 11以降が対象なので、OSのアップデートから外されたわけではありません。
ただしApple Intelligenceの機能群は、チップとメモリの要件でハードウェア側から線が引かれています。
スマ子iOS 27に対応しているなら、新しい機能も一緒に入ってくるものだと思っていました…
編集長ここは誤解されやすいところです。
「iOS 27が入るなら最新機能も使える」と思って14 Proを使い続けると、AI関連の機能だけがずっとグレーアウトしたままになります。
逆に言えば、AIの機能に興味がないなら14 Proを使い続けるのは十分に筋が通った判断です。
物理SIMがなくなる点だけは先に確認する
買い替える前にひとつだけ確かめておくことがあります。iPhone 18 Proは物理SIMカードに非対応で、デュアルeSIM専用です。14 ProのようにSIMを差し替えて使う運用はできなくなります。
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルはいずれもeSIMに対応しているので、手続き自体はアプリやサイトから完結します。海外で現地のSIMを買って差す使い方をしている方だけ、渡航先でeSIMが手配できるかを先に調べておくと安心です。
18 Pro側のスペックや修理費をもっと細かく知りたい方は、こちらの記事にまとめてあります。


iPhone 18 Proに買い替えると実際いくらかかるのか

ここからはお金の話です。18 Proの価格は容量で大きく変わります。
| 容量 | iPhone 18 Pro | iPhone 18 Pro Max |
|---|---|---|
| 256GB | 219,800円 | 239,800円 |
| 512GB | 254,800円 | 274,800円 |
| 1TB | 324,800円 | 344,800円 |
| 2TB | 429,800円 | 449,800円 |
注意したいのは下限です。18 Proは256GBからで、128GBという選択肢がありません。14 Proの128GBを使っていた方は、容量が倍になるかわりに、価格の出発点も上がることになります。
14 Proの下取りと買取で実際の持ち出しを下げる
22万円という数字だけを見ると身構えますが、手元の14 Proには値段が付きます。出口は2つあります。
ひとつはApple公式の下取りです。2026年9月10日に下取り価格が改定され、iPhone 14 Proの下取り上限は67,000円になったと報じられています。
ただしこれは状態が良い場合の上限額で、実際の金額は端末の状態を入力して都度確認する必要があります。
画面割れやバッテリーの劣化があると、下取り額はここから大きく下がります。4年使った端末なら、上限額がそのまま出ると思わないほうが安全です。
自分の端末でいくらになるかは、Appleの下取りページで状態を入力すると確認できますので、そちらをご確認ください。
もうひとつが中古買取店です。イオシスの買取価格を例にすると、256GBの中古品で57,000円から76,000円、未使用に近い状態なら81,000円という水準でした(2026年9月時点)。
手間はかかりますが、状態が良ければApple下取りより高く売れることもあります。
Apple下取りの上限額で計算すると、持ち出しはこうなります。
219,800円 - 67,000円 = 152,800円
15万円台まで下がりました。ただしこれは下取りの上限額が出た場合の差額です。オンラインで一括払いにすると、購入時にはいったん219,800円を用意することになり、下取り額は端末の検査が終わってから戻ってくる流れになります。
負担をさらに下げたいなら、キャリアの返却プログラムという手もあります。2年後に端末を返すことを条件に月々の支払いを抑える仕組みです。
ただし返却が前提なので手元には何も残りませんし、キャリアの本体価格はApple直販より高いのが通例です。実際の負担額は、契約するキャリアの価格表で確かめてください。
14 Proの発売時価格と比べると7万円上がっている
もうひとつ、正直に触れておきたい点があります。14 Proの発売時価格は128GBで149,800円でした。18 Proの出発点は256GBで219,800円です。
219,800円 - 149,800円 = 70,000円
容量が倍になっているとはいえ、同じProを買い替えるだけで7万円ぶん値上がりしている計算になります。「4年前と同じ感覚で買い替えよう」と考えていると、レジで手が止まる金額です。
この値上がりが、そのまま「待つ」「使い続ける」という選択肢に説得力を持たせています。買い替えの間隔が4年前より延びているのは、性能に不満がないからだけではありません。
ただ、買い替えると決めた場合でも、どこで買うかで総額は変わります。
iPhone 18 Proをahamoで買うという選択肢
買い方の話をもうひとつ。18 Proはドコモのオンライン専用プランである「ahamo」でも取り扱っています。
4年同じ端末を使ってきた方は、料金プランも4年前のままということが少なくありません。
端末を買い替えるタイミングは、通信費を見直す数少ない機会でもあります。
本体価格はApple直販より高い。下がるのは返却が前提
先に不利な点から書きます。ahamoの端末価格はドコモと共通で、Apple直販より高く設定されています。
| 容量 | ahamo・ドコモ | Apple直販 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 256GB | 263,230円 | 219,800円 | 43,430円 |
| 512GB | 309,870円 | 254,800円 | 55,070円 |
| 1TB | 395,230円 | 324,800円 | 70,430円 |
| 2TB | 518,980円 | 429,800円 | 89,180円 |
263,230円 - 219,800円 = 43,430円
256GBで43,430円の差です。一括で買って持ち続けるつもりなら、Apple直販のほうが安く済みます。
キャリアで買う金額が下がるのは、「いつでもカエドキプログラム」を使う場合です。23か月目に端末を返すことを条件に、残りの支払いが免除される仕組みになっています。
ドコモのオンラインショップでは9月16日にこの実質負担額が改定され、256GBは99,990円から66,990円になりました。ただしこれは乗り換えと割引と23か月目の返却をすべて満たした場合の提示額で、条件がひとつ欠ければ金額は変わります。2年後に端末が手元に残らない点も同じです。
ahamoで他社から乗り換える場合は、「5G WELCOME割」で最大22,000円が引かれます。適用される割引はドコモ本体とahamoで違うので、金額はahamo側の画面で確かめてください。
実際にいくらになるかは、選ぶ容量と割引の組み合わせで変わります。ahamoの取り扱いページで条件を選ぶと金額が出ますので、そちらをご確認ください。
月額は30GBで2,970円。4年前の契約なら見直す価値がある
ahamoを選ぶ理由は、むしろこちらです。料金は次のようになっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本プラン | 30GBで月2,970円(税込) |
| 国内通話 | 5分以内は回数無制限で無料(超過後は30秒22円) |
| 大盛りオプション | 80GB追加で月1,980円。合計110GBで月4,950円 |
| 事務手数料 | 0円(新規・乗り換えとも) |
| 海外での利用 | 91の国・地域で追加料金なし(月30GBまで。15日を超えると速度制限) |
| 申し込み | オンラインで完結 |
月2,970円に5分かけ放題が含まれ、事務手数料も0円です。4年前に契約したプランをそのまま使っている方なら、毎月の支払いがこれより高いことのほうが多いはずです。
スマ子30GBで足りるのか不安です…
動画もそれなりに見るので。
編集長僕はahamoを5年ほど使っています。
自宅と職場ではWi-Fiにつなぐ使い方なので、30GBを使い切る月はほとんどありません。外で動画を流し続ける方だと足りなくなりますが、その場合は大盛りで110GBまで増やせます。
逆に言えば、そこまで使わない方が大容量プランを払い続けているケースが一番もったいないです。
自分のデータ量で足りるかどうかは、こちらの記事で判断材料をまとめています。

プランの詳細や申し込みは公式サイトで確認できますので、そちらをご確認ください。
下取りだけはAppleのほうが高い
ここは正直に書いておきます。14 Proを下取りに出すなら、金額はAppleのほうが上です。
| iPhone 14 Proの状態 | ドコモの下取り価格 |
|---|---|
| 良品・128GB | 30,000円 |
| 良品・256GB | 33,000円 |
| 良品・512GB | 36,000円 |
| 良品・1TB | 38,000円 |
| 画面割れ・機能不良 | 9,000円〜11,400円 |
2026年9月1日以降の金額です。良品の256GBで33,000円。Appleの下取り上限67,000円と比べると半分です。受け取り方も現金ではなくdポイントでの進呈になります。
つまり本体価格だけを見てもどちらが得かは決まりません。
端末をahamoで買うなら下取りもドコモ、Appleで買うならApple、という組み合わせになるので、「本体価格 - 下取り額」で並べて比べてください。
ドコモの下取り価格は機種と状態ごとに公開されていますので、そちらをご確認ください。
18 ProはeSIMのみ。開通は自分で行う
前に書いたとおり、iPhone 18 Proは物理SIMカードに対応していません。ahamoはeSIMに対応しているので使えますが、店頭がないぶん開通手続きは自分で進めることになります。
手順自体はアプリと画面の案内どおりで終わります。ただ、乗り換え当日に慌てないよう、先に対応機種の一覧で自分の使い方に合うかを見ておくと安心です。
eSIMの開通でつまずきやすいところは、こちらの記事で手順を追ってまとめています。

買い方の話はここまでです。ただし使い続ける側にも金額のリスクがあります。そこを見ないまま先延ばしにするのが一番損をします。
無印のiPhone 18を待つという選択肢

「Proは高いから、無印のiPhone 18が出るまで待つ」という考え方があります。ここは事実関係をはっきりさせておく必要があります。
2026年9月のイベントで発表されたのは、iPhone 18 Pro、18 Pro Max、そして折りたたみのiPhone Duoの3機種だけです。無印のiPhone 18は、Appleの公式発表にひとことも出てきていません。
発売時期はAppleから公表されていない
複数のメディアが「無印のiPhone 18は2027年春に出る」と報じています。Appleが2026年からProと無印の発売時期を分けた、という見方です。
ただしこれはアナリストの予測とサプライチェーン情報にもとづく報道で、Apple自身が発売時期を表明したわけではありません。2026年についてはProと折りたたみだけが秋に出たという事実と矛盾しませんが、無印が必ず春に出るという保証はどこにもありません。
つまり「待つ」を選んだ場合、待つ期間が決まっていないことになります。
報道どおり2027年の春に出たとしても、今からおおむね半年から先。14 Proを4年半ほど使い続ける計算です。
スマ子半年くらいなら待てそうな気もしますが…
その間に14 Proが壊れたらどうなるんでしょう。
編集長そこが一番の論点です。
待っている間も14 Proは4年落ちのまま使うことになります。この記事の後半で書きますが、4年落ちの端末は修理代が本体の価値を超えることがあります。
待つなら「壊れたときにどうするか」を先に決めておいたほうがいいです。
今すぐ買える無印系の選択肢は残っている
待つかどうかを決める前に、いま店頭にある機種も見ておく価値があります。2026年9月10日にラインアップと価格が見直されました。
| 機種 | 容量と価格 | 位置づけ |
|---|---|---|
| iPhone 17 | 256GB 159,800円/512GB 194,800円 | 無印の現行モデル。継続販売中 |
| iPhone Air | 256GB 189,800円〜 | 薄型モデル。継続販売中 |
| iPhone 17e | 256GB 124,800円 | 廉価モデル。2026年3月発売 |
| iPhone 16 | 128GBのみ | 継続販売中 |
| iPhone 17 Pro/Pro Max | 販売終了 | 18 Proの発表にともない終了 |
ここで気づいてほしいのが価格帯の変化です。Apple直販で10万円を切るiPhoneはなくなりました。7月と9月に2度の値上げがあり、廉価モデルの17eでも124,800円です。
「待てば安く買える」という前提が、今は成り立ちにくくなっています。待った先に出てくる無印のiPhone 18が、今のiPhone 17より安いとは限りません。
むしろ値上げの可能性を報じる観測のほうが目立ちます。
それでも待つ理由があるとすれば、価格ではなく「Proの機能が要らない」という点です。可変絞りや8倍望遠を使わないなら、無印を待つのは筋の通った判断です。
iPhone 14 Proをバッテリー交換して使い続ける

3つ目の選択肢です。4年使った端末で最初に弱るのはバッテリーなので、ここだけ直せば体感はかなり戻ります。
交換費用はAppleで税込18,920円
Apple公式のバッテリー交換料金は、保証対象外の場合で機種ごとに決まっています。
| 交換の窓口 | iPhone 14 Proの費用 | 備考 |
|---|---|---|
| Apple(保証対象外) | 18,920円(税別17,200円) | 純正パーツ。正規サービスプロバイダの料金は店舗に確認 |
| Apple(AppleCare+加入中) | 0円 | 最大容量が80%を下回っている場合 |
| iCracked Store(互換パーツ) | 9,350円(税込) | 最短40分程度。純正ではない |
| iCracked Store(Apple純正) | 17,200円(税込) | 最短40分程度 |
表で気をつけたいのがApple純正どうしの比較です。Appleの17,200円は税別なので、支払いは税込18,920円。iCrackedの17,200円は税込表示なので、同じ純正パーツでも街の修理店のほうが1,720円安く収まります。
AppleCare+に入ったまま4年目を迎えている方は、最大容量が80%を下回っていれば交換は0円です。まず設定アプリで「バッテリーの状態」を開いて、最大容量の数字を確認してください。
80%というのはAppleが基準にしている数字です。
それを下回ると、充電の減りが速くなるだけでなく、ピーク性能を維持できずに動作が遅くなることがあります。
交換の目安や、80%を切ったときに買い替えるべきかどうかは、こちらの記事で詳しく書いています。

18,920円をどう見るか
この金額を「高い」と感じるかどうかは、あと何年使うかで変わります。
18,920円 ÷ 12か月 = 月1,577円
1年延命できれば月1,577円、2年使えれば月788円です。18 Proの持ち出し152,800円と比べれば、圧倒的に安く済みます。
端末の中身に不満がないなら、これが一番お金の減らない選択です。
ただしバッテリーを替えても、チップもカメラもApple Intelligenceへの対応も4年前のままです。電池持ちに加えて、劣化が原因で動作が遅くなっていた場合はそこも戻りますが、写真の画質が良くなるわけでも、AI機能が使えるようになるわけでもありません。
非正規店を選ぶときの注意点
互換パーツなら9,350円まで下がります。最短40分程度で戻ってくるのも魅力です。
ただし非正規店で分解した端末は、その後Appleの保証やAppleCare+が使えなくなる場合があります。AppleCare+をまだ継続している方は、正規の窓口に出したほうが確実です。
スマ子安いほうで直しても、普通に使えるなら問題ない気がします。
編集長料金だけで選ぶと、見落とすところがあります。
修理の現場で必ずお伝えしていたのが「耐水性能は元どおりとは限りません」ということでした。一度開けた端末はシールを貼り直すことになるので、作業や検査の内容によって仕上がりに差が出ます。
交換を頼むときに防水の検査までしてもらえるかを確認して、そのうえでお風呂やキッチンでの利用は控えめにしておくと安全です。
交換するかどうかを決める前に、Appleの公式ページで最新の料金を確認しておくと確実です。機種を選ぶと保証対象外の金額が表示されますので、そちらをご確認ください。
4年使った14 Proには保証の空白がある

ここが、スペック表にも価格表にも出てこない部分です。そして先延ばしを選ぶ方が一番見落とすところでもあります。
14 Proは背面を割ると10万円を超える
Apple公式の保証対象外の修理料金を、14 Proと18 Proで並べます。Appleの表記は税別なので、税込に直した額です。
| 修理の内容 | iPhone 14 Pro | iPhone 18 Pro |
|---|---|---|
| バッテリー修理 | 18,920円 | 25,080円 |
| 画面の損傷 | 63,580円 | 63,580円 |
| 背面ガラスの損傷 | 102,080円 | 30,580円 |
| その他の損傷 | 137,280円 | 166,980円 |
目を引くのは背面ガラスです。背面ガラスの修理が、14 Proは102,080円。18 Proの30,580円の3倍以上です。14 Proは背面ガラスが本体と一体で設計されていて、割れると筐体ごと交換になるためです。
ここで買取相場を思い出してください。14 Proの256GBの買取価格は57,000円から76,000円でした。
つまり背面を割った瞬間に、修理代が端末を売って手に入る金額を上回ります。「まだ使えるから」と持ち続けた端末が、一度落としただけで10万円を超える請求書に変わる可能性があります。
機種ごとの最新の修理料金は、Appleのページで確認できますので、そちらをご確認ください。
4年落ちの端末は、そもそも保証に入れない
では保険に入っておけばいい、という話になります。ところがここに壁があります。
AppleCare+に加入できるのは購入日から30日以内です。4年前に買ったときに入っていなければ、今から加入することはできません。
民間のスマホ保険にも条件があります。モバイル保険の場合、登録できる端末の条件はこうです。
- 正常に全機能が動作すること(必須)
- そのうえで、新規取得した日から1年未満であること
- または、1年以上でも、メーカーか通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入していて、補償が受けられる状態であること
つまりAppleCare+もキャリアの補償も付けていない4年落ちの14 Proは、AppleCare+にもモバイル保険にも新規で加入できません。これが保証の空白です。壊れたら全額を自分で払うしかない状態で、毎日持ち歩いていることになります。
スマ子知りませんでした…
今から入れないなら、もう祈るしかないということでしょうか。
編集長この2つに関しては、入っていない方はその通りです。
ただし補償サービスはこの2つだけではありません。経過年数で線を引かず、動作と外装の状態で審査する商品もあるので、諦める前に条件を見比べてみてください。
それと、逆のパターンもあります。AppleCare+やキャリアの補償をまだ継続している方は、その加入中の状態でモバイル保険に申し込めば、14 Proでも登録できます。
重要事項説明書にも明記されていますが、モバイル保険の責任が始まったあとは、元の有償補償サービスを続ける必要はありません。つまり「先にモバイル保険へ申し込み、補償が始まってからAppleCare+を解約する」という順番なら、月額を下げたまま補償を持ち続けられます。
ただし乗り換えると、AppleCare+にあった無償のバッテリー交換と紛失の補償はなくなります。モバイル保険は経年劣化によるバッテリー交換を対象にしていません。
最大容量が80%に近づいている方は、先にAppleCare+で交換を済ませてから切り替えるほうが得です。
買い替えるなら、保証を選び直すチャンスになる
18 Proに買い替える場合は話が変わります。購入直後は、どの保証にも入れる状態だからです。
| AppleCare+ 盗難・紛失プラン | モバイル保険 | |
|---|---|---|
| 月額 | 1,940円 | 700円(非課税) |
| 年額に直すと | 23,280円 | 8,400円 |
| 対象の台数 | 1台 | 主端末1台+副端末2台の計3台 |
| 修理時の自己負担 | 画面3,700円/その他12,900円(税込) | 0円 |
| 修理費の上限 | 自己負担は1回ごとに定額 | 主端末は年間15万円まで/副端末は2台合計45,000円まで |
| 修理不能・盗難のとき | 12,900円(税込)の自己負担で交換 | 主端末37,500円/副端末は2台合計11,250円が上限 |
| バッテリーの劣化 | 最大容量80%未満なら無償交換 | 対象外 |
| 紛失 | 対象(年2回まで) | 対象外 |
| 盗難 | 対象(年2回まで) | 対象 |
| 加入期限 | 購入日から30日以内 | 取得から1年未満 |
23,280円 - 8,400円 = 年間14,880円の差
モバイル保険は月700円で主端末1台と副端末2台の合計3台まで登録でき、主端末の修理費は年間15万円まで自己負担0円です。iPhoneを主端末にして、副端末の枠にiPadやApple Watch、ワイヤレスイヤホンを入れる使い方ができます。
ただし枠ごとに上限が違います。副端末は2台合計で45,000円までですし、修理できずに交換や盗難になった場合は主端末でも37,500円が上限です。
高額なMacBookを副端末に入れているなら、全額が出るわけではない点は押さえておいてください。
分かれ目は2つあります。
置き忘れによる紛失まで備えたいならAppleCare+、月額を抑えて複数の端末をまとめたいならモバイル保険、という選び方になります。
編集長ahamoより長く、モバイル保険は6年ほど使い続けています。
主端末が日常使いのiPhoneで、副端末の枠にMacBookとApple Watchを入れています。端末ごとに個別で入ると月に数千円かかるところが、1契約で収まっているのが続けている理由です。
子どもの端末をキッズ携帯からスマホに替えたときも、登録を入れ替えるだけで月額は700円のままでした。
実際に使った人の評判や、加入前に確認しておきたい点はこちらにまとめています。

申し込みや補償内容の詳細は公式サイトで確認できますので、そちらをご確認ください。
3つの選択肢はこう選ぶ

ここまでの材料をもとに、どれを選ぶべきかを整理します。
iPhone 18 Proに買い替えたほうがいい人
当てはまるものが多いなら買い替えです。とくに最後の項目は見落とされがちですが、無保険のまま高額な修理費を抱え続けるより、買い替えて保証に入り直すほうが結果的に安く収まることがあります。
無印のiPhone 18を待ってもいい人
待つ場合の条件はひとつだけです。保証が効いている状態を保つこと。補償に入ったまま待つなら、壊れたときの支払いは自己負担額の範囲で収まります。
無保険で待つのは、10万円の背面ガラス修理を賭けているのと同じです。
バッテリー交換で使い続けたほうがいい人
18,920円で1年から2年を買う選択です。18 Proの持ち出し152,800円と比べれば、ここが一番お金が減りません。
折りたたみのiPhone Duoや無印のiPhone 18を見てから決めたい方にも、この延命は噛み合います。
スマ子うちは家族4人ぶんのスマホがあるので、全部を買い替えるのは無理です…
編集長全部を一度に替える必要はないです。
一番古い1台だけ買い替えて、残りはバッテリー交換で延ばすという組み合わせが現実的です。
補償をまとめる場合も、モバイル保険は1契約で3台までです。4台なら2契約に分けるか、壊れて困る順に3台を選ぶことになります。
iPhone 14 Proの買い替えでよくある質問
- iPhone 14 Proはあと何年使えますか?
-
iOS 27には対応しているので、2026年9月の時点でOSのサポートからは外れていません。ただしAppleは各機種を何年サポートするかを公表していないため、正確な年数は分かりません。
現実的な判断材料は「バッテリーの最大容量」と「保証が効いているか」の2つです。最大容量が80%を下回り、かつ無保険なら、使い続けるリスクのほうが大きくなります。
- iPhone 18 Proは発売直後に買わないほうがいいですか?
-
価格が下がるのを待つという意味なら、Appleの直販価格は基本的に下がりません。むしろ最近は値上げが続いています。
ただし発売直後は修理部品の在庫が読めません。万一壊した場合、当日修理ではなく配送修理になる可能性があります。
- 14 Proは下取りと買取店のどちらが得ですか?
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金額だけなら買取店のほうが高くなることがあります。Apple公式の下取り上限が67,000円と報じられているのに対し、中古買取店では256GBの中古品で57,000円から76,000円という水準でした。状態によってはApple下取りを上回りますが、傷や劣化があれば下回ります。
一方でApple下取りは新しい端末の購入手続きの中で完結し、その場で価格が差し引かれます。手間をかけずに済ませたいなら下取り、数千円から1万円を取りにいくなら買取店という分け方になります。
- バッテリーを交換したら下取り価格は上がりますか?
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正規の交換であれば、バッテリーの状態を理由とした減額は避けられます。ただし交換費用の18,920円を査定の増額分で取り戻せるとは限りません。
下取りに出すつもりなら、交換する前に今の状態での査定額を確認して、増える分と費用を見比べてください。交換は基本的に「これからも使い続ける」と決めた場合の選択肢です。
- 無印のiPhone 18はいつ発売されますか?
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2026年9月14日の時点で、Appleから発売時期は発表されていません。2027年春という報道はありますが、これはアナリストの予測であり確定した情報ではありません。
待つと決めた場合は、期間が決まっていない前提で計画を立てることをおすすめします。
- 14 Proのまま使いたいのですが、今から入れる保険はありますか?
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AppleCare+は購入から30日以内が期限なので、今からの加入はできません。モバイル保険も、取得から1年以上の端末は「メーカーまたはキャリアの有償補償サービスに加入中」であることが条件です。
現在AppleCare+やキャリアの補償を継続しているなら、その状態のまま申し込めば登録できます。解約を先にしてしまうと条件から外れるので、順番にだけ気をつけてください。
どちらにも当てはまらない場合でも、経過年数ではなく動作と外装の状態で審査する補償サービスはあります。補償の範囲と自己負担額を見比べたうえで検討してください。
まとめ
iPhone 14 Proからの乗り換えは、スペックの差だけでは決まりません。下取りを引いた実額と、壊れたときに払う金額まで並べて初めて判断できます。
○iPhone 18 Proに買い替える
持ち出しは下取り後で152,800円。13時間伸びたバッテリー、可変絞りと8倍望遠のカメラ、Apple Intelligenceが手に入ります。購入から30日以内なら保証も選び直せます。
○無印のiPhone 18を待つ
発売時期はAppleから公表されていません。報道どおり2027年春でも、14 Proを4年半使うことになります。待つなら保証を継続したまま待ってください。
○14 Proのバッテリーを交換する
Apple正規で税込18,920円。月あたり1,577円で1年を買う計算になります。中身への不満がないなら、一番お金の減らない選択です。
最後にもうひとつ。どの道を選んでも、保証をどうするかだけは同時に決めてください。買い替えるなら入り直すチャンスですし、使い続けるなら今の補償を切らさないことが条件になります。
3つのうちどれを選ぶかは、あと何年その端末を使うつもりかで決まります。数字を並べてみれば、迷っていた答えはずいぶん絞り込みやすくなります!

