スマホ保険ラボの編集長D部長です。
お気に入りのAirPodsをポケットに入れたまま洗濯機を回してしまった…。
脱水まで終わって、冷たくなった本体を見つけたときは頭が真っ白になります。
僕はスマホ修理店で8年ほど働いていて、数千台のスマートフォンなどのトラブルを見てきました。
AirPods自体の分解修理は構造上かなり難しい部類ですが、水没後の電子機器の扱い方の「鉄則」はスマホもイヤホンも共通です。
この記事では、プロの視点から「復活の可能性を少しでも上げるための具体的な処置」と、「万が一壊れてしまった際にかかる交換費用」、そして「後悔しないための備え」について詳しくお話しします。
結論:洗濯したAirPodsへの対応まとめ
・今すぐやること=①水分を拭き取る ②絶対に充電・通電しない ③乾燥剤(シリカゲル)と一緒に48時間放置
・洗剤や柔軟剤入りの水は真水より基板の腐食が速いので、気づいたらすぐ対処を(6時間が目安)
・乾かして音が出ても油断は禁物。洗剤成分が残っていると数日〜数週間後に再びショートすることがあります
・乾いたら、充電・左右の音・マイクの順に使えるかを確かめる
・復活しなかった場合、AppleでのAirPods交換は片耳12,400円〜。AirPods Pro 3を左右とケースすべて交換すると46,200円かかるので、AppleCare+やモバイル保険で備えておくと安心です
AirPodsを洗濯してしまった直後に行うべき3つの応急処置

洗濯機から取り出した直後の対応が、その後のAirPodsの寿命を左右します。
水没直後の電子機器はとてもデリケートです。焦ってボタンを押したり、音が出るか確かめたりする行為が、致命的なショートを引き起こす原因になります。まずは落ち着いて、以下の手順を順番に進めてください。
本体の水分をしっかり拭き取る
まずはケースからイヤホンを取り出します。清潔で吸水性の高いタオルや、毛羽立ちのないマイクロファイバークロスを使って、表面の水分をていねいに拭き取ってください。
洗剤入りの水に浸かっているので、Appleの案内に沿って、イヤホン本体の外側はきれいな水で軽く湿らせた布で拭き、そのあと乾いた布で拭き取ると洗剤が残りにくくなります(水で洗い流すのは不可)。充電ケースは乾いた布で拭き、端子に液体を入れないようにします。
スピーカーのメッシュ部分や、充電ケースの奥にある端子まわりは水滴が残りやすい箇所です。
綿棒などを使って、優しく水分を吸い取るようにしてください。メッシュは目が細かいので、ゴシゴシこするのではなく、軽く当てて染み込ませるイメージで吸わせるのがコツです。充電ケースのLightning端子やUSB-C端子の中にも水が溜まりやすいので、ケースを逆さにして端子側を下にし、軽くトントンと叩く程度にしましょう。
ただし、本体を強く振ってはいけません。遠心力で内部の奥深くまで水が入り込むおそれがあるためです。あくまで「水を落とす」のではなく「水を吸い取る」という意識が大切です。
充電と通電を絶対にしない
これが最も大事なルールです。洗濯直後のAirPodsを充電ケースに戻したり、LightningケーブルやUSB-Cケーブルをつないだりすることは絶対にやめてください。
お使いのモデルがMagSafeやQiのワイヤレス充電に対応している場合(AirPods Pro 第2世代以降、AirPods 第3世代MagSafe対応モデルなど)も、充電器の上にケースを置くのは厳禁です。内部の基板が濡れた状態で電流が流れると、回路がショートして二度と電源が入らなくなる可能性があります。
また、iPhoneとのペアリングを確認するために接続を試すのもやめておきましょう。
Bluetooth通信を行う時にも微弱な電流が流れるので、乾燥が完了するまでは「一切触らない」のが正解です。
「ちょっとだけ確認したい」という気持ちはわかりますが、その「ちょっと」がトドメになるケースを修理店でたくさん目にしてきました。修理に持ち込まれたスマートフォンなどで、水没直後に通電してしまって完全に壊れたというパターンは体感で3割以上あったと思います。
自然乾燥、または乾燥剤を使う
ドライヤーの温風を当てるのは絶対にNGです。
AirPodsの内部には精密なリチウムイオンバッテリーが入っており、高温を加えるとバッテリーが膨張したり、最悪の場合は発火するおそれがあります。また、内部の接着剤が溶けて防水性能がさらに落ちてしまうこともあります。同じ理由で、炎天下の車のダッシュボードに置いたり、電子レンジで乾かそうとしたりするのも絶対にやめてください。
最も安全な方法は、密閉できるジップロックにAirPodsと食品用などのシリカゲル(乾燥剤)を一緒に入れて、最低でも48時間は放置することです。乾燥剤は100円ショップでも手に入りますし、お菓子のパッケージに入っているものでも「シリカゲル」と書かれていれば代用できます。海苔などに入っている生石灰の乾燥剤は、水に触れると発熱するので使わないでください。
乾燥剤は多めに入れたほうが効果的です。お菓子に入っている小さなパックなら5〜6個くらいは入れておきたいところです。
Appleのサポートページでも、「AirPodsを洗濯機や乾燥機に入れる」ことは避けるべき使い方として挙げられています。濡れてしまったときは、糸くずの出ない乾いた布で拭き、2時間以上置いて完全に乾かしてから使ったり充電ケースに入れたりするよう案内されていて、熱源やエアダスターで乾かすのも禁止です。
2時間はあくまで最低ラインです。洗剤入りの水に長く浸かる洗濯機で回してしまったなら、乾燥剤と一緒に48時間置くほうが安全です。
よく「生米の中に入れる」という方法がネットで紹介されていますが、米の粉やデンプンが充電端子やメッシュ部分に入り込んで、別の故障を招く原因になるのでおすすめしません。
実際に修理店で「米粒が詰まって充電できなくなった」というAirPodsを見たこともあるので、この方法は避けたほうが無難です。
なお、乾燥剤に入れて時間をかけて乾かす方法は、分解修理ができないAirPodsだから取れる手段です。スマートフォンの場合は、乾かすより先に修理店へ持ち込むほうが復旧の見込みは高くなります。
AirPodsを洗濯したけど使える?乾かした後の確認手順
48時間は乾燥が終わったことを保証する時間ではありません。いきなり耳に付けて音楽を流すのではなく、次の順番で確かめていきます。ただし、音が出たからといって内部まで乾いて安全になったとは言い切れません。このチェックは「使い続けられそうか」を見る目安です。
- 見た目を確認する:スピーカーのメッシュや充電ケースの端子に、水滴や白っぽい跡が残っていないかを見ます。白い跡は洗剤などの成分が乾いて残ったものかもしれません。跡があれば最初と同じ方法で拭き直し(ケースは乾いた布で)、水分が見えるなら乾燥をもう1日続けてください。
- 充電できるか確かめる:水分も跡も見当たらず、乾き具合に不安がなければ、イヤホンをケースに戻してケースを充電し、ステータスランプが点くか、iPhoneのバッテリー表示に左右とケースの残量が出るかを見ます。少しでも乾き具合や損傷が気になるなら、充電は試さずにAppleに相談してください。
- 左右の音とマイクを確かめる:片耳ずつ音を流し、音がこもったり途切れたりしないかを聞きます。通話で相手に声が届くかも確認しておくと安心です。
- しばらく様子を見る:その場で使えても、数日〜数週間たってから不具合が出ることがあります。充電中にケースが熱くなる、本体やケースが膨らむ、焦げたようなにおいがするといった異変があれば、すぐに充電と使用をやめてAppleに相談してください。
片方だけ音が出ない、ケースが充電できないといった症状は、Appleが案内しているリセットで直ることもあります。それでも変わらないなら、水没による内部の故障が疑われます。分解して直すことはできないので、Appleに診断を頼んでください。壊れた側だけを交換してもらえるので、料金は次の章で確認できます。
元修理店員が教える「水没した電子機器」の内部で起きていること

なぜ洗濯してしまうと故障するのか。そのメカニズムを知ると、やってはいけない行動の理由がはっきりします。
洗剤による腐食とショート
真水であればまだ助かる可能性は高いのですが、洗濯機の場合は「洗剤」と「柔軟剤」が溶けた水に浸かっています。これらに含まれる界面活性剤や化学成分は、真水よりも電子基板を腐食させるスピードが速いです。
水分が蒸発した後に残る洗剤の成分が電気を通す性質を持っていて、それが基板の上でショートを引き起こします。僕が修理店で見てきた水没端末の多くも、水そのものよりも、水に含まれる不純物が基板に残って生まれる「緑色の錆」が原因でダメになっていました。
このサビはとても厄介で、一度発生すると周囲の回路にじわじわと広がっていきます。目に見えないレベルの腐食でも、基板上の微細な回路にとっては致命傷になるのです。
特に柔軟剤は粘度が高く、乾いた後もベタつきが残りやすいため、基板に膜のように張り付いてしまいます。この膜が水分を吸着しやすいので、一度乾燥させた後でも湿気の多い日に再びショートを起こすことがあります。「洗剤なし・水だけのすすぎコース」で回してしまった場合のほうが、まだ復活の見込みは高いです。
リチウムイオンバッテリーへの影響
AirPodsのような超小型デバイスは、バッテリーと基板がとても近い距離に配置されています。
一度水が入ると、電気が流れている部分で電気分解が起き、端子や配線の腐食が一気に進みます。バッテリーの近くでこれが起きると、充電できない、すぐに電池が切れるといった症状につながります。
修理店での経験上、水没から時間が経てば経つほど内部の腐食は進行し、復活する確率は急激に下がっていきます。
特に洗剤入りの水が相手の場合、6時間以上放置すると基板の腐食がかなり進んでいるケースが多かった印象です。だからこそ、洗濯に気づいたらすぐに応急処置を始めることが何より重要なのです。
AirPodsの防水性能について
ちなみに、AirPods Pro 3とAirPods 5はIP57等級(最大水深1メートルで最大30分間)に適合していて、AirPodsの中ではもっとも水に強いモデルです。それでもAppleは、水上や水中でのスポーツには対応しないとしていて、洗剤入りの水に浸かる洗濯機は想定の範囲外です。
洗濯機の中で数十分にわたって水と洗剤に浸かり続ける状況は完全に想定外なので、「防水だから大丈夫でしょ」とは思わないでください。
Appleの公式サイトにも「防塵性能と耐汗耐水性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります」と明記されています。
耐水性能はモデルごとに違います。AirPods 4とAirPods Pro 2(USB-C)はIP54、AirPods(第3世代)とAirPods Pro 2(Lightning)はIPX4の等級ですが、これらも汗や水しぶきを想定した程度のもの。初代・第2世代のAirPodsには等級がありません。どのモデルであっても、洗濯機の水と洗剤に浸かる状況に耐える設計ではないと考えてください。

AirPodsの修理・交換費用はいくらかかる?

残念ながら、応急処置を尽くしても復活しなかった場合は、Appleでの修理(実際には本体交換)を検討する必要があります。AirPodsは構造上、分解して内部を洗浄するといったことができない「使い捨て」に近い設計になっているためです。
なぜ「修理」ではなく「交換」なのかというと、AirPodsはイヤホン本体もケースも接着剤で密閉されており、ネジを外して開けるような構造になっていません。そのため、故障した際は壊れた部分を丸ごと交換品に取り替える形になります。Appleの修理サービスページには「お見積りツール」があるので、お使いのモデルを選んで正確な金額を確認できます。
モデル別のAirPods交換費用(片耳・ケース)
保証対象外(AppleCare+未加入)でAppleに頼んだ場合の料金は、2026年10月時点で次のとおりです。いずれもApple公式の見積もり額です。
| モデル名 | イヤホン(片耳) | 充電ケース |
|---|---|---|
| AirPods Pro 3 | 15,400円 | 15,400円 |
| AirPods Pro 2 AirPods Pro(第1世代) | 15,400円 | 15,400円 |
| AirPods 5(ワイヤレス充電ケース) AirPods 4(ANC) | 12,400円 | 12,400円 |
| AirPods 5 AirPods 4 | 12,400円 | 9,800円 |
| AirPods(第3世代) | 12,400円 | 9,800円(MagSafe充電ケースは12,400円) |
※価格は税込です。最終的な料金は診断・検査のあとに確定し、配送修理の場合は配送料が加わります。Apple正規サービスプロバイダによって金額が異なる場合があります。最新の正確な金額はApple公式のAirPods修理サービスページでご確認ください。
もし左右両方のイヤホンとケースをすべて水没させてしまった場合、AirPods Pro 3ならこうなります。
15,400円 × 3(左・右・ケース) = 46,200円
Appleで新品を買う価格(42,800円)より高くなります。AirPods 5(標準の充電ケース)でも次のとおりです。
12,400円 × 2 + 9,800円 = 34,600円
新品の23,800円を上回るので、全部が壊れたときは買い直しの金額とも比べてから決めてください。
町の修理店(非正規)に依頼するという選択肢もなくはありませんが、AirPodsは前述のとおり接着剤で密閉された構造のため、分解できる店舗自体がほとんどありません。
仮に分解できたとしても、元の防水性能は失われますし、Apple正規の保証も受けられなくなります。現実的には、Appleの正規交換サービスを利用するのが最も確実です。
AirPodsの水没はAppleの保証で直せる?
AppleCare+に加入していない場合、水没は「過失による損傷」と見なされるため、標準の1年保証は適用されません。つまり、購入して間もないAirPodsでも、洗濯による故障は全額自己負担になります。「まだ買ったばかりなのに…」という声は修理店でも本当に多く聞きましたが、残念ながら過失扱いなのでどうにもなりません。
水濡れを伏せて「急に音が出なくなった」と申し込んでも、Appleは診断・検査をしたうえで最終的な料金を決めるとしています。水没が原因と判断されれば保証対象外の料金になると考えておいたほうが、あとで慌てずに済みます。
一方、洗濯する前からAppleCare+に入っていれば、水没も「過失や事故による損傷」として1回3,700円(税込)で交換してもらえます。モバイル保険に登録済みなら、Appleでの交換費用を修理費として請求できます(Appleによる同じ品番などへの交換は、修理の扱いになります)。
なお、モバイル保険は登録時に全機能が正常に動くことが条件なので、洗濯で調子が悪くなったAirPodsをあとから登録することはできません。

故障への備えを比較:AppleCare+ vs モバイル保険

高額な交換費用を目の当たりにすると、買う時の保証選びがいかに大事かを思い知らされます。ここでは、Apple純正の保証サービス「AppleCare+」と、近年利用者が増えている「モバイル保険」を比較してみます。
AppleCare+ for Headphones の特徴
AppleCare+に加入している場合、水没による損傷も1回につき3,700円(税込)のサービス料で交換が可能です。しかも、片方のイヤホンだけでも、両耳とケースをまとめてでも、1回あたりの料金は変わりません。利用回数に制限はなく、加入している間は何度でもこの料金で交換を受けられます。
2026年10月時点のAppleCare+ for Headphonesの料金は次のとおりです(いずれも税込)。
・AirPods 5:月額260円/年額2,600円
・AirPods Pro 3:月額340円/年額3,400円
・AirPods Max 2:月額480円/年額4,800円
AirPods 5の保険をAppleCare+とモバイル保険で比べた記事もあるので、加入前に目を通しておくと選びやすくなります。

モバイル保険の特徴
さくら少額短期保険株式会社が提供する「モバイル保険」は、月額700円(非課税)で最大3台までのデバイスをカバーできる保険です。

編集長僕もかれこれ6年ほどモバイル保険に加入しています。
今はiPhone、MacBook、Apple Watchの3台を登録していて、やはり複数台を1つの保険でまとめられるのは管理がとても楽です。登録した3台は通算で年15万円まで(そのうち副端末の2台は合計45,000円まで)守られているので、高いデバイスを持ち歩く身としては大きな安心材料になっています。
端末を買い替えたときは、マイページから登録を新しい端末に入れ替えられるので、ライフスタイルに合わせて補償の範囲を変えられる点も気に入っています(いったん外した端末は再登録できないので、そこだけは注意しています)。
比較表:どちらがあなたに合っている?
| 比較項目 | AppleCare+ | モバイル保険 |
|---|---|---|
| 料金 | 月260円〜(年2,600円〜) | 700円/月(非課税) |
| 補償対象数 | 1台のみ | 3台(主端末1台+副端末2台) |
| 水没時の自己負担 | 3,700円(税込) | 0円(主端末・副端末の通算で年15万円まで。副端末は2台合計45,000円まで) |
| 修理不能時 | 交換対応(サービス料3,700円) | 主端末:最大37,500円 / 副端末:最大11,250円 |
| 加入タイミング | 購入後30日以内 | 購入後1年未満(条件あり) |
| 補償期間 | 解約するまで自動更新 | 解約するまで継続 |
| 対象デバイス | Apple製品のみ | Wi-Fi/Bluetooth対応機器全般 |
| 紛失・盗難 | 対象外 | 盗難は対象(紛失は対象外) |
AirPodsだけをピンポイントで守りたいなら、AppleCare+がわかりやすい選択です。水没しても1回3,700円で交換でき、回数の制限もありません。バッテリーの無償交換が受けられるのもAppleCare+ならではの強みです。
一方、iPhoneやiPadなど複数のデバイスをまとめて守りたい、自己負担を0円に抑えたいという場合は、モバイル保険が向いています。AppleCare+はAirPods 5でも月260円かかるので、iPhoneやMacBookにも別々に入ると、月々の負担が積み上がっていきます。
ただし、モバイル保険でAirPodsを副端末として登録した場合、交換を含む修理の補償は副端末2台合計で年45,000円まで、修理不能時は1回最大11,250円までです。AirPods Pro 3の左右とケースをすべて交換する46,200円は、この上限を超えます。モバイル保険のFAQには「端末の購入金額を超える過剰な修理」は支払いの対象外とあるので、全部が壊れたときは交換を頼む前に見積もりを取り、保険会社に確認してください。iPhoneを主端末にしてAirPodsを副端末にするのか、その逆にするのかは、どちらが壊れたときのダメージが大きいかで決めるのがおすすめです。副端末をあとから主端末に変えることはできないので、最初の登録時に決めておきましょう。

洗濯したAirPodsに関するFAQ
- 洗濯機の乾燥機能まで回してしまった場合は?
-
乾燥機の高温に晒された場合、内部のバッテリーや回路がダメージを受けている可能性がかなり高いです。見た目に異常がなくても、リチウムイオンバッテリーが熱で傷んでいると後日発火や破裂のおそれがあるため、無理に使わず交換をおすすめします。
- ネットで見かける「水を排出する音」を流してもいい?
-
YouTubeなどで「Water Eject」として紹介されている特定の周波数の音を流す方法は、あくまでスピーカー部分にたまった水滴を振動で弾き出すためのものです。洗濯機で内部まで浸水している場合、音を流すための通電自体がトドメになるので、まずは完全に乾燥させるのが先です。
- 1日乾かして音が出たのですが、そのまま使って大丈夫?
-
一時的に復活しても、内部に洗剤の成分や不純物が残っていると、数日〜数週間かけてじわじわと腐食が進みます。音が出るだけでは、内部が乾いて安全になったかまでは判断できません。ペアリングが切れる、片方だけ充電されない、ケースが熱くなるといった症状が出たら使うのをやめて、Appleに点検を頼んでください。
- ケースだけ、またはイヤホン片方だけ買うことはできる?
-
できます。Appleの公式サイトや正規サービスプロバイダでは、ケースのみ、あるいは左耳・右耳のみの交換に対応しています。ただし、保証対象外だと片耳12,400円〜(AirPods Pro 3は15,400円)、ケースは9,800円〜かかります。保険に入っていない場合は、新品への買い替えと金額を比べて判断してください。
まとめ:AirPodsを水没から守るために
AirPodsを洗濯してしまったら、まずは「拭く」「通電させない」「乾燥剤と一緒に放置」の3ステップを守ってください。それでも直らなかった場合は、無理に自力で分解しようとせず、Appleの正規サービスを利用しましょう。
今回のトラブルを教訓に、これからのデバイス管理を見直してみるのもいいかもしれません。AppleCare+の加入期限が過ぎてしまっている方や、複数のガジェットを持ち歩く方は、月額700円で3台を守れるモバイル保険のようなサービスを検討してみてください。
AirPods Pro 3は、左右とケースを交換すると46,200円かかります。片耳だけでも15,400円なので、月々の小さな支払いで備えておく価値は十分にあります。
次に新しいAirPodsを買うときは、購入から30日以内にAppleCare+に入るか、ほかの端末と一緒にモバイル保険で守るかを決めておくと、余計な出費を避けられます!
