【元修理屋が厳選】スマホ保険おすすめランキング2025【AppleCare比較】

スマホ保険徹底比較2025 – スマホ保険ラボ

スマホ保険ラボの編集長D部長です。

私は過去に大手スマホ修理店の社員を7年間務め、何千台というバキバキに割れたiPhoneや、水没して起動しなくなったAndroid端末を見てきました。そのたびにお客様が口にするのが「修理代、こんなに高いの?」という悲痛な叫びでした。

2025年現在、スマホの端末価格は高騰を続け、それに比例して修理費用も跳ね上がっています。
最新のiPhoneやハイエンドAndroidの画面修理には、平気で4〜5万円、本体交換となれば10万円を超えることも珍しくありません。

こうした「まさか」の出費を防ぐのがスマホ保険ですが、キャリア公式、メーカー系、そして安価な民間保険と選択肢が多すぎて「結局どれが良いの?」と選択肢が多い中、迷う方も多いと思います。

この記事では、元修理屋としての視点から、「主要なスマホ保険サービスを徹底的に解剖し、忖度なしで比較・ランキング化」しました。

なぜ今「スマホ保険」の見直しが必要なのか?

かつて、スマホの補償といえば携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のオプション加入が当たり前でした。しかし、今は「保険を自分で選ぶ」時代です。なぜなら、端末の買い方が多様化し、SIMフリー端末や中古端末を購入する層が増えたためです。

2025年の修理相場は「パソコン並み」

一昔前であれば、画面割れの修理は1万円程度で済みました。しかし、現在は違います。

例えば、最新のiPhone Proシリーズの画面修理(有機ELパネル交換)を正規店(Apple Storeや正規サービスプロバイダ)に依頼した場合、約5万円〜6万円の費用がかかります。
もし背面ガラスまで割れていれば、構造上フレームごとの交換が必要になるケースが多く、費用は10万円近くに跳ね上がります。

これはもはや、ミドルスペックの新品パソコンが買える金額です。

「防水」に対する過信が生む悲劇

「最近のスマホは防水だから大丈夫」と思っていませんか?
修理屋として断言しますが、「完全な防水スマホ」は存在しません。

メーカーが謳うIP68などの等級は、あくまで常温の真水でのテスト結果です。お風呂の湯気、海水、プールの塩素、そして経年劣化によるパッキンの緩み。
これらが原因で内部腐食を起こし、ある日突然「リンゴループ」に陥ったり、電源が入らなくなったりする端末を数え切れないほど見てきました。

水没修理は時間が経つにつれて復旧率が低くなり、基板修理が必要になればデータ復旧だけで数万円〜のコストがかかります。

街の修理店と正規修理の違い

「壊れたら街の修理屋さんで安く直せばいい」という考えも、近年は通用しづらくなっています。

メーカー側が部品のシリアルナンバー管理(ペアリング)を強化しており、特に非正規店で画面やバッテリーを交換すると「不明な部品」という警告が出たり、TrueTone機能が失われたりするなどの問題があります。

最新のiOSで「不明な部品」表示は消えるようになりましたが、Apple側は今後何か非正規修理に対して制限をかけてくる可能性などもあります。
また、私が働いていた店舗はTrueToneの移植作業などを特殊な移植機器を使い行っていましたが、街中の修理店によってはこの移行作業を行わないことあり、修理後にTrueTone機能が失われることもあります。

つまり、「完全に元通りに直すには、高額な正規修理を選ぶしかない」という状況が年々強まっています。
だからこそ、その高額な費用をカバーする「保険」の重要性が、高まっているのです。

キャリア3社+楽天の補償サービス徹底解剖

まずは、日本国内で最も加入者が多いであろうキャリア(MNO)公式の補償サービスを深掘りします。これらは「紛失・盗難」までカバーする手厚さが魅力ですが、月額料金と免責金(自己負担額)のバランスをどう見るかが鍵です。

docomo「smartあんしん補償」

月額料金: 330円〜1,720円(機種により異なる)
交換時の負担金: 4,400円〜12,100円(Web割適用で3,960円〜10,890円)

ドコモの最新補償サービスは、スマホだけでなく、タブレットやPCなどデジタル機器の故障もカバーする包括的な内容へ進化しています。

主な補償内容:

  • 故障・水濡れ・破損時の交換電話機お届けサービス(年2回まで)
  • 修理代金サポート
  • ケータイデータ復旧サービス
  • ケータイお探しサービス
  • イエナカ機器補償(スマホ以外のデジタル機器も対象)
  • スマホ不正決済補償(最大100万円)
  • 携行品補償mini

メリット:
補償範囲が非常に広く、スマホだけでなく自宅のPC、タブレット、プリンターなども補償対象になる「イエナカ機器補償」が特徴的です。また、QRコード決済の不正利用を最大100万円まで補償する「スマホ不正決済補償」は、キャッシュレス時代に心強いです。交換機は最短で申込翌日、原則2日以内に届きます。

デメリット:
月額料金が機種によっては1,720円を超え、さらに交換時の負担金(最大12,100円)も発生するため、ランニングコストは3社の中で最も高くなります。ただし、その分補償内容は最も手厚いです。

docomo「smartあんしん補償」

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au「故障紛失サポート」

月額料金: 990円〜1,980円(機種により異なる)

交換時の負担金:

  • Android: 1回目 3,300円〜8,800円、2回目以降 8,250円〜(au契約25ヶ月以上で2,200円割引あり)
  • iPhone: 一律12,900円(年2回まで)

auは「交換用携帯電話機お届けサービス」のスピード感が売りです。

主な補償内容:

  • 交換用携帯電話機お届けサービス(年2〜3回、機種により異なる)
  • 預かり修理サービス(保証期間内なら無料、水濡れ・全損除く保証対象外は上限5,500円)
  • 紛失・盗難補償
  • データ復旧サポート
  • 遠隔操作サポート

メリット:
申し込みから最短当日(地域による)にリフレッシュ品が届くため、スマホがない時間を極限まで減らせます。au契約が25ヶ月以上の場合、交換時の負担金が2,200円割引になる長期利用特典があります。また、代用機不要の場合は550円、Web申込の場合は550円の割引が適用されます(重複可)。

デメリット:
一度解約すると次の機種購入時まで再加入できない点がネック。また、Androidの場合、2回目以降の交換費用が高額になります。SIMフリー端末を持ち込んだ場合の補償は条件が厳しく、盗難・紛失は対象外となります。

au「故障紛失サポート」

SoftBank「あんしん保証パック」

月額料金: 550円〜1,740円(機種・プランにより異なる)

修理・交換時の負担金:

  • iPhone(あんしん保証パック W with AppleCare Services): 画面修理3,700円、その他12,900円
  • Android(あんしん保証パックネクスト): 修理0円、交換8,250円
  • Android(あんしん保証パックプラス): 水濡れ・全損5,500円

ソフトバンクは「修理代金の還元」と「即日修理」に力を入れています。

主な補償内容:

  • 故障・破損・水濡れ時の修理または交換
  • 紛失・盗難補償(プランによる)
  • メモリーデータ復旧サポート
  • 修理代金のPayPayポイント還元(一部プラン)
  • iCracked Storeでの即日修理(あんしん保証パックネクスト)

メリット:
iPhoneの場合、指定の修理店で修理した費用が最大30,000円相当のPayPayポイントで還元される仕組みがあります。Androidの「あんしん保証パックネクスト」では、iCracked Storeで即日修理が可能(対象機種のみ)で、修理費用が0円というのは大きな魅力です。
また、水濡れ・全損時のデータ復旧サポートが無償で受けられます。

デメリット:
仕組みがやや複雑で、プラン(with AppleCare Servicesなど)によって補償内容が大きく異なるため、契約内容をしっかり把握する必要があります。また、機種によって月額料金の幅が大きく、最大1,740円と高額になる場合もあります。

Softbank 安心保証パック

楽天モバイル「スマホ交換保証プラス」

月額料金: 715円〜1,100円(機種により異なる)
交換時の負担金: 一律6,600円

楽天モバイルは「一律料金での交換」というシンプルさが武器です。

主な補償内容:

  • 故障・破損・水濡れ時の同一機種への交換(年3回まで)
  • 紛失・盗難時の交換(年2回まで)
  • 最短当日配送

メリット:
故障だけでなく盗難・紛失もカバーし、一律6,600円で新品同等品に交換可能。機種や購入価格に関わらず負担金が一律というわかりやすさは他社にない強みです。12時までの申込で最短当日配送というスピード感も魅力。また、交換品と一緒に返送キットが届くため、返送手続きも簡単です。

デメリット:
楽天モバイルで購入した端末、もしくは回線契約時の持ち込み登録が必要で、後からの加入ハードルがやや高い点です。また、一度解約すると次の機種購入時まで再加入できません。バッテリー交換は対象外となっています。

スマホ交換保証プラス & 家電補償

メーカー保証による「品質」の担保

次に、AppleやSamsungなど提供するメーカー公式の保証サービスです。「品質・サービス」を最優先するならここ一択です。

AppleCare+ for iPhone

月額料金(例):

  • iPhone 16: 月額1,180円 または 2年間23,800円
  • iPhone 16 Plus: 月額1,380円 または 2年間28,800円
  • iPhone 16 Pro/Pro Max: 月額1,580円 または 2年間31,800円
  • 盗難・紛失プラン: 上記+月額200円程度

修理時の負担金:

  • 画面修理: 3,700円
  • その他の損傷: 12,900円
  • バッテリー交換: 0円(蓄電容量80%未満の場合)

iPhoneユーザーの王道です。

主な補償内容:

  • 過失や事故による損傷の修理(回数無制限)
  • 自然故障の保証期間を2年に延長
  • バッテリー無償交換(蓄電容量80%未満)
  • エクスプレス交換サービス
  • Appleの専任スペシャリストによる優先サポート
  • 盗難・紛失プラン加入で盗難・紛失も年2回まで補償

特徴:
自然故障(メーカー保証)が2年に延長され、過失による損傷も格安(画面割れ3,700円)で修理可能です。

最大の強み:
「エクスプレス交換サービス」。故障したiPhoneを玄関先で新品(同等品)と交換してくれる神サービスです。配送業者が交換機を持ってきて、その場で故障機と交換するため、修理店に行く必要がありません。また、バッテリー蓄電容量が80%未満になれば無償交換してくれるため、ヘビーユーザーには実質的に「バッテリー交換券」としても機能します。

また、年間の修理回数に制限が無くなったのもメリットです。

デメリット:
高いです。最新のProシリーズだと2年間で3万円以上、月額プランでも1,580円近くかかります。盗難・紛失プランはさらに割高になります。ただし、画面修理1回で元が取れる計算になるため、落下リスクが高い方には十分価値があります。

AppleCare+ for iPhone

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Samsung Care+ (Galaxy)

月額料金(例):

  • Galaxy S24シリーズ: 月額払い約700円〜 または 2年間一括14,000円〜
  • Galaxy Z Foldシリーズ: 月額払い約1,000円〜 または 2年間一括20,000円〜 (※機種により異なります)

修理時の負担金:

  • 対面修理対応機種: 0円(画面交換・外装交換・保証期間外の自然故障)
  • 交換サービス: 機種により5,000円〜12,000円程度

Galaxyユーザー向けの公式保証です。

主な補償内容:

  • 水濡れ・落下を含む偶発的な損傷(年1〜2回、機種により異なる)
  • 盗難補償
  • バッテリー劣化補償(一部対象機種のみ)
  • メーカー保証期間終了後の自然故障
  • Galaxy Harajukuまたはドコモショップ「Galaxyリペアコーナー」での対面修理(対象機種)

特徴:
AppleCare+と同様、過失による故障を安価に修理できます。Galaxyは画面の修理難易度が高いため、街の修理店では断られることも多いのですが、ここに入っていれば安心です。

強み:
対象機種では、Galaxy Harajukuやドコモショップ「Galaxyリペアコーナー」で自己負担金なしの対面修理が受けられます。修理の様子を見えるスペースで確認でき、画面交換なら最短1時間程度で完了します。

また、年1〜2回まで交換対応が可能で、Sペンなどの付属品も対象になるケースがあります。2025年以降発売のSシリーズ・Zシリーズではバッテリー劣化も補償対象です。

デメリット:
AppleCare+ほどの知名度や店舗網はなく、対面修理が受けられる拠点が限られています。また、紛失は補償対象外(盗難は対象)となっています。

Galaxy Care

iPhone・Androidなどが入れる民間スマホ保険とは

ここが本記事のメインテーマの一つです。
キャリアやメーカーの縛りから離れ、月額料金を抑えつつ、必要な補償を得られる民間保険が急増しています。

モバイル保険 (さくら少額短期保険)

私が最も注目し、実際に愛用しているのがこの「モバイル保険」です。

特徴:

月額700円で、なんと「3端末」まで補償対象にできます。主端末1台+副端末2台(Wi-Fi機器やBluetooth機器も可)という構成が可能。

補償額:
年間最大10万円までなら、修理費用が全額補償されます(主端末の場合)。免責金(自己負担)が0円というのが最大のメリットです。提携修理店(iCracked)なら、窓口での支払いすら不要な「キャッシュレス修理」も可能です。
中古端末も販売店の保証が3ヶ月の動作保証が付いていれば加入可能です。

なぜモバイル保険が優れているのか?

  1. 圧倒的なコストパフォーマンス
    例えばAppleCare+でiPhone 16 Pro Maxを補償すると月額1,580円。それに対してモバイル保険なら月額700円で、iPhoneだけでなくiPadやApple Watch、MacBookまで同時に守れます。つまり、1台あたり実質月額233円という計算になります。
  2. 対象機器の幅広さ
    スマホだけではありません。ノートPC、タブレット、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、モバイルWi-Fiルーター、携帯ゲーム機(Nintendo SwitchやSteam Deck)まで対象。Wi-FiまたはBluetoothに繋がる機器なら、ほぼすべてカバーできます。
  3. 免責金0円の価値
    他社では修理のたびに3,000円~5,000円の自己負担が発生します。年に2回修理すれば6,000円~10,000円の出費。モバイル保険なら完全に0円。これは長期的に見ると大きな差になります。
  4. 修理回数に制限なし
    年間10万円の上限に達するまで、何度でも利用可能。他社のように「年2回まで」といった制限がないため、よくスマホを落とす方でも安心です。
  5. キャッシュレス修理の快適さ
    提携修理店(iCracked)なら、修理代金を立て替える必要がありません。保険証を提示するだけで修理完了。後日の請求手続きも不要です。
編集長D部長
編集長

僕もかれこれ5年ほど加入しているのがモバイル保険になります。iPhone、Macbook、AppleWatchの3台を加入させており、やはり複数台を1つの保険でカバーできるのは楽ですし、高額なデバイスを持っている身からすれば安心材料になります。

NintendoSwitchなどのゲーム機を持っている場合、ゲーム機を入れたりもできるので、幅広く保証してもらえるのにメリットを感じています。

Mysurance (マイシュアランス株式会社)

損保ジャパンの100%子会社が提供する格安SIM専用のスマホ保険です。

月額料金:

  • ライトプラン: 月額200円(破損・汚損のみ)
  • スタンダードプラン: 月額470円(破損・汚損・水濡れ・故障)
  • プロプラン: 月額790円(上記+盗難・紛失・データ復旧)

補償上限:
スタンダードプランで最大10万円、プロプランで最大20万円。プロプランは免責金0円で、高額端末ユーザーに人気です。

特徴:
必要な補償だけを選べる柔軟性が魅力。楽天モバイル、Y!mobile、UQモバイル、povo、LINEMOなどの格安SIM・サブブランドユーザーが対象です(docomo・au・softbankは対象外)。購入後1年以内の端末が加入条件となります。

Mysurance

justInCase (ソニー少額短期保険)

AIによる「安全スコア」で保険料が変動する、ユニークな仕組みの保険です。

月額料金:
機種により異なり、変動型。例えばiPhone 15で月額1,070円(初回3ヶ月)、4ヶ月目以降は安全スコアに応じて平均30%割引で約749円。Android端末(Pixel 7a等)なら月額390円から。

補償額:
機種により異なり、最新iPhoneなら最大14〜18万円、Androidは一律5万円。

免責金:
初回3,500円、2回目以降は1回ごとに3,500円ずつ増額(3ヶ月ごとの更新でリセット)。

特徴:
スマホを安全に使えば保険料が下がる仕組みが斬新。中古端末やSIMフリー端末も加入可能。ただし、事故を起こすと割引がなくなり、免責金も増えるため、頻繁に壊す人には不向きです。

justInCase

イオンのスマホの保険(イオン少額短期保険株式会社)

まず、「イオン」のスマホ保険です。これはMysurance等のOEMではなく、イオングループ傘下の「イオン少額短期保険株式会社」が提供する独自商品です。

【引受保険会社】
イオン少額短期保険株式会社(Mysuranceとは資本関係のない独立した保険会社です)

【サービスの詳細分析】
この保険の最大の特徴は、「イオンカード会員への福利厚生」に近い側面を持っていることです。利益度外視とも思える低価格設定は、あくまでイオン経済圏への囲い込み戦略の一環と分析できます。

月額料金の破壊力:
最低月額100円からという、業界最安値クラスの設定があります。ただし、100円プランは補償上限が低いため、実用的なのは月額数百円の上位プランやオプション付きプランになります。

補償対象の広さ(ここが重要):
約款上、「製造から5年以上経過した端末」でも加入可能なケースがあり、他社で断られがちな「古いiPhone」や「中古で購入したAndroid」でも、正常に動作していれば加入できる柔軟性があります。

家族特約的な運用:
契約者はイオンカード会員である必要がありますが、補償対象となる端末は「被保険者(契約者)またはその配偶者、同居の親族」が使用するものならOKです。つまり、お父さんのカードで子供のスマホを守る運用が公式に認められています。

【プロが見る注意点と推奨ユーザー】
注意点:
補償されるのは基本的に「修理費用」です。修理不能(全損)となった場合の補償金(見舞金)は、修理費用上限よりも低く設定されることがあるため、全損リスクが高い現場仕事の方などには不向きかもしれません。

おすすめな人:
「とにかく安く済ませたいイオンカードユーザー」「古い機種を子供に使わせている親御さん」。

イオンのスマホの保険

ニッセイプラスのスマホ保険(ニッセイプラス少額短期保険株式会社)

次に、日本生命グループの「ニッセイプラス」です。日本生命の子会社である「ニッセイプラス少額短期保険株式会社」が提供しています。

【引受保険会社】
ニッセイプラス少額短期保険株式会社(日本生命グループの戦略的子会社)

【サービスの詳細分析】
大手生命保険会社のグループらしく、「堅実さ」と「パートナーシップ」が特徴です。SBI証券など他業種との連携キャンペーンを行うこともあり、加入経路によって特典(数ヶ月無料など)が異なる場合があります。

プラン構成:

  • シンプルプラン(月額200円): 破損・汚損のみ補償。
  • 安心プラン(月額400円): 破損・汚損に加え、故障・水濡れ・盗難までカバー。

独自の強み:
Mysurance等と似た価格帯ですが、ニッセイプラスは「1契約で1台」というシンプルな構造をとりつつ、「1人で2契約(2台)まで加入可能」としています。また、特筆すべきは「災害等による故障」への対応姿勢です。大手生保グループのノウハウが活かされており、約款の作りが非常にしっかりしています。

補償上限額:
最大10万円(安心プラン)。免責金額(自己負担)は3,000円設定が一般的です。

【プロが見る注意点と推奨ユーザー】
注意点:
バッテリー交換などの消耗品対応は対象外です。また、契約更新時に保険料や条件が見直される可能性があります(少額短期保険の一般的特性)。

おすすめな人:
「大手金融グループの安心感が欲しい人」「破損だけでなく盗難リスクも安価にカバーしたい人(安心プラン)」。

ニッセイプラスのスマホ保険

クロネコ「スマホもしも保険」(取扱代理店:ヤマト運輸 / 引受:Mysurance)

最後はクロネコヤマトです。ここに関しては、引受保険会社が「Mysurance株式会社(損害保険ジャパン子会社)」となっており、商品設計のベースはMysuranceです。しかし、これを単なるOEMと呼ぶには惜しいほど、ヤマト運輸独自の付加価値が強力です。

【引受保険会社】
Mysurance株式会社(ただし、サービス提供主体はヤマト運輸の物流スキームと一体化)

【サービスの詳細分析】
この保険の真価は、保険そのものではなく「物流」にあります。通常のMysuranceと決定的に違うのは、故障時のプロセスです。

集荷スキームの完全統合:
スマホが壊れたら、電話やWebで依頼するだけで、ヤマトのドライバーが自宅まで「回収」に来てくれます。梱包資材も持ってきてくれるため、ユーザーは玄関でスマホを渡すだけ。

修理店への配送・返却:
回収されたスマホは、提携する修理拠点(Apple正規プロバイダ等を含む高品質な工場)へ直送され、修理完了後は再び自宅へ配送されます。

キャッシュレス&手間レス:
修理代金の支払いは保険適用範囲内であれば発生せず(免責金額があるプランを除く)、ユーザーは修理店を探す必要も、店に行く必要もありません。

通常のスマホ保険が「修理代を後から振り込む(金銭補償)」なのに対し、クロネコは「壊れたスマホを預かって直して返す(現物修復サービス)」に近い体験を提供しています。これは物流王者ヤマトにしかできない芸当です。

【プロが見る注意点と推奨ユーザー】
注意点:
「手元にスマホがない期間(数日〜1週間程度)」が発生します。代替機の貸し出しサービスが含まれていない場合、その間の連絡手段をどうするか(古いスマホにSIMを差し替えるなど)を考えておく必要があります。また、Mysuranceベースなので、ライトプランなどは補償範囲が限定的です。

おすすめな人:
「近くに修理店がない地方在住の方」「修理店に行く時間が取れない忙しい方」「修理の手配や梱包が面倒な方」。

クロネコ「スマホもしも保険」

【比較まとめ:この3社(+Mysurance)の違い】

特徴イオンのスマホの保険ニッセイプラスクロネコ「スマホもしも保険」Mysurance
引受会社イオン少額短期保険(独自)ニッセイプラス少額短期(独自)Mysurance(OEM/代理店)Mysurance(直販)
加入対象イオンカード会員誰でもOKクロネコメンバーズ誰でもOK
強み月額100円〜古い端末も柔軟に可生保系グループの信頼盗難・水濡れも安価物流連携自宅集荷・配送修理が楽Web完結学生・格安SIM向け
ターゲットイオン経済圏の住人コスパ重視の親御さんバランス重視派金融系サービス利用者地方在住者来店修理が困難な人ライトユーザーデジタルネイティブ

このように、「安価な民間保険」と一括りにされがちですが、中身を開ければ「経済圏特化(イオン)」「金融品質(ニッセイ)」「物流解決(クロネコ)」と、明確な棲み分けがなされています。

あなたのライフスタイル―つまり「よく使うカード」「重視する安心感」「住んでいる場所」によって、最適な選択肢は変わってくるのです。

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徹底比較!あなたが入るべき保険はこれだ

ここでは、これまでの全サービス(キャリア・メーカー・民間)を含めて、目的別に比較します。

【比較表A:キャリア・メーカー系(安心重視)】

サービス名月額料金(目安)免責金(自己負担)盗難・紛失バッテリー交換おすすめ度
docomo smartあんしん330円〜1,720円4,400円〜実費(割引有)★★★★☆
au 故障紛失サポート990円〜1,980円3,300円〜実費(割引有)★★★☆☆
SoftBank あんしん保証550円〜1,740円修理代金による実費(還元有)★★★☆☆
楽天 スマホ交換保証+715円〜一律6,600円×★★★★☆
AppleCare+1,180円〜1,580円画面3,700円OP無償(80%未満)★★★★★

【比較表B:民間保険系(コスパ重視)】

サービス名月額料金補償対象台数年間補償上限免責金盗難・紛失
モバイル保険700円3台10万円0円△ (登録時条件有)
Mysurance200円〜1台10〜20万円0円(プロ)3,000円(他)× (上位プラン○)
justInCase変動型1台機種による3,500円〜○ (条件有)
イオン(SSI)100円〜1台3〜5万円プラン次第OP

【結論】タイプ別のおすすめ

・iPhone信者で、AppleStoreが近くにあり、バッテリー劣化も気になる人
迷わず AppleCare+ です。エクスプレス交換とバッテリー無償交換のコンボは最強です。価格に見合う価値はあります。

・iPhone、Mac、Switchなど複数のガジェットを持っている人
絶対に モバイル保険 です。3台合わせて700円は破格。自己負担0円で10万円までカバーできるため、画面割れ程度なら財布は痛みません。

・とにかく安く、画面割れだけ守りたい格安スマホユーザー
Mysurance (ライトプラン) または イオンのスマホの保険。月額コーヒー1杯分以下で最低限のリスクヘッジができます。

・地方在住で、修理店に行くのが大変な人
クロネコ「スマホもしも保険」。電話一本でヤマトが集荷に来てくれる利便性は、移動コストを考えると非常に高い価値があります。

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加入前に知っておくべきFAQ

スマホを購入してから時間が経っていますが、今から保険に入れますか?

民間保険なら可能です。キャリア補償やAppleCare+は、原則として「端末購入時」または「購入後30日以内」などの制限があります。

一方、モバイル保険やイオンのスマホ保険などの民間保険は「購入から1年未満」や「破損がなく正常動作している」ことを条件に、いつでも加入できるものが大半です。

バッテリー交換は補償されますか?

サービスによります。AppleCare+は「蓄電容量80%未満」で無償交換という明確な基準があります。キャリア補償は「修理代金の割引」や「交換」での対応になります。

民間保険の多くは「故障・破損」等の事故が対象であり、自然消耗であるバッテリー劣化は対象外となるケースがほとんどですので注意してください。

メルカリやヤフオクで買った中古端末も対象になりますか?

モバイル保険やMysuranceなどは対象になります。

ただし、「購入時の領収書や購入履歴が必要」「販売店の保証が3ヶ月以上付いていること」など、サービスごとに加入条件が異なります。個人間取引(フリマアプリ)の場合、加入できない保険もあるため、約款を必ず確認してください。

海外旅行中に壊れた場合は補償されますか?

保険によって対応が大きく異なります。

  • モバイル保険: 日本国外で発生した損害は補償対象外です。海外旅行時は別途、海外旅行保険の携行品損害補償などをご検討ください。
  • justInCase: 海外での破損・故障は補償対象となりますが、日本国内での修理に限ります。また、海外での盗難・紛失は補償対象外です。
  • ニッセイプラス: 海外での破損・故障・水濡れも補償対象ですが、日本国内での修理に限ります
  • Mysurance(クロネコ): 海外での事故も補償対象です(保険金請求は日本帰国後)。

海外に行く機会が多い方は、加入前に必ず約款で補償範囲を確認しましょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

元修理屋として断言しますが、スマホは「壊れるもの」です。どんなに高価なケースやフィルムをつけていても、当たり所が悪ければ一撃で割れます。

その時、「あちゃー、でも保険入ってるから大丈夫か」と笑って済ませられるか
「5万円…給料日前なのに…」と青ざめるか。その違いは、月数百円の投資で決まります。

もしあなたが、iPhone単体を大切に使っていて、Appleの公式のサービスを受けたいならAppleCare+を使ってください。

しかし、私のようにiPhoneやAppleWatch・Mac、あるいは家族のゲーム機もまとめてコストを抑えて守りたいと考えるなら、モバイル保険が間違いなくベストバイです。月額700円で3台守れるコストパフォーマンスは、相当高いです。

「なんとなくキャリアで入ったまま」ではなく、一度ご自身の契約を見直してみてください。

ぜひ、今回の記事を参考にスマホ保険の加入やプランを見直してみてはいかがでしょうか。

*本記事で紹介した保険サービス情報に関して、値段やサービス内容が変更されている場合があります。
契約前に各保険サービスの最新情報をチェックするようにしてください。

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