こんにちは!
スマホ保険ラボの編集長D部長です。
現代のスマホ市場には、多種多様なモデルが存在します。
そのなかでも注目を集めているのが「折りたたみスマホ(Galaxy Z Fold、Galaxy Z Flip、Motorola Razr 40 Ultra、Huawei Mate X2など)」です。
ディスプレイが折り曲げられるという画期的な仕組みによって、コンパクトさと大画面の両立を実現しており、ハイエンドユーザーからガジェット好きまで、幅広い層が興味を示しています。
一方で、折りたたみスマホの構造上の特徴から、「修理費用が非常に高い」という大きなリスクがあることも事実です。
ディスプレイ交換だけで数万円~10万円近くかかる可能性があり、場合によっては端末代金並みの金額が必要となることも…。
そうした高額リスクから身を守るため、今やスマホ保険への加入は多くのユーザーにとって重要な選択肢となりつつあります。
本記事では、折りたたみスマホの修理費用が高額になる理由、高額な修理費用をカバーできるスマホ保険サービスを紹介しながら、保険加入のメリットについて詳しく解説します。ぜひ最後までお読みいただき、あなたにとって最適な保険選びの参考にしてみてください。
折りたたみスマホの需要は拡大中

ハイエンド市場を中心に注目度アップ
折りたたみスマホは、SamsungのGalaxy ZシリーズやMotorolaのRAZR、HuaweiのMate Xシリーズなどが代表格です。
日本国内でも一部キャリアやメーカーが折りたたみモデルを投入しており、ガジェット愛好家のみならず、ビジネスパーソンにとっても注目度が高まっています。
端末価格は20万円前後のハイエンドに位置することが多いため、所有すること自体がステータスになる一面もあるでしょう。
大画面&コンパクトの二刀流
最大の特徴は、折りたたむとポケットサイズ、広げるとタブレットのように大画面で使える点です。動画鑑賞やゲーム、マルチタスクでの仕事効率など、さまざまなシーンで威力を発揮します。
近年のハイエンドスマホは性能面で大きな差が見られなくなりつつありますが、「折りたたみ可能なディスプレイ」という唯一無二の機能が付与されることで、新たな価値観をもたらしています。
折りたたみスマホの修理費用が高い3つの理由

折りたたみスマホならではの構造が、修理費用の高騰につながっています。以下に主な理由を3つ挙げます。
フレキシブルディスプレイのコスト
折りたたみスマホに使われるディスプレイは、一般的なスマホのガラスパネルとは異なり、曲げ伸ばし可能な特殊素材(フレキシブルOLEDなど)が使用されています。
- 製造コストが高い:特殊な加工技術が必要。
- 修理時も交換がメイン:一部だけ交換するといった対応が難しく、丸ごとディスプレイを取り替えるケースがほとんど。
結果的に、ディスプレイ修理の費用だけで5万円以上、場合によっては10万円近くになることも珍しくありません。
ヒンジ機構の複雑さ
折りたたみスマホを開閉するために欠かせない「ヒンジ」部分は、非常に精密なパーツが集まっています。
このヒンジが壊れると、スマホを折りたたんだり開いたりする動作がスムーズにできなくなり、最悪の場合はディスプレイに深刻なダメージを与えます。
- ヒンジ修理は高難度:ヒンジ自体の交換+ディスプレイ修理が同時に発生することも。
- 部品取り寄せ期間が長い:特注パーツのため、修理期間も長引きやすい。
防水・防塵対策が難しい
近年は折りたたみスマホでもIPX8など高い防水性能を謳うモデルが登場していますが、完全一体型の通常スマホと比較すると、どうしても水や埃(ほこり)が入り込みやすい構造です。防水・防塵性能が万全でなければ、
- 水濡れ故障のリスク:ヒンジ部分など、構造的に水が侵入しやすい。
- ホコリによる内部パーツ故障:細かい埃がヒンジやディスプレイ裏に入り込んで故障する事例も。
修理内容が複数にわたると、費用は跳ね上がる傾向にあります。
スマホ保険が必要な3つの理由

高額修理になりがちな折りたたみスマホは、以下の観点からもスマホ保険が必要と言えます。
・突然の出費を回避できる
修理費が数万円~10万円単位になる可能性があるため、家計へのダメージが大きい。保険に入っていれば、自己負担を抑えることができます。
・端末交換時の買い替え負担を軽減
もし修理不可で端末を丸ごと買い替えることになれば、20万円近い再出費が必要になることも。
保険によっては買い替えに対しても補償が出る場合があるため、負担が大幅に軽減されます。
・心理的な安心感
「もし落としたらどうしよう」「ヒンジが壊れたら高い修理費…」といった不安を和らげ、ストレスなく端末を使えるメリットがあります。

保険に加入するメリット

スマホ保険に加入すると、大きく以下のメリットが得られます。
修理費用の補償
落下、破損、水濡れ、盗難など、思いもよらないトラブルが発生しても、保険金が支払われるため自己負担を最小限に抑えられます。
代替機やキャッシュレス修理サービス
加入先によっては代替機の貸し出しや提携修理業者とのキャッシュレス修理が利用できます。
長時間スマホが使えない状況を避けられ、利便性が高いです。
複数台・家族まとめて管理
保険サービスによっては1契約で複数台をカバーできるプランがあり、家族でスマホを何台も使っている場合でも、まとめて管理しやすい利点があります。
高額修理に対応したおすすめスマホ保険3選
ここからは、折りたたみスマホの高額修理リスクに備えるうえでおすすめしたいスマホ保険を3つご紹介します。
いずれもオンラインで手続きでき、補償内容が分かりやすいと評判の保険です。
モバイル保険
【特徴】
- 月額700円で、1契約につき最大3台までの端末を補償
- スマホ、タブレット、ノートPC、スマートウォッチ、モバイルルーターなどWi-Fi対応端末を幅広くカバー
- 故障・破損・水濡れ・盗難に対して年間最大10万円まで補償
【メリット】
- 家族全員のスマホを一括カバー
3台まで追加費用なしで登録可能。家族のスマホやタブレットを月々700円でまとめて管理できるのは大きな魅力です。 - キャッシュレス修理が可能
提携店舗(リペアパートナー)で修理する場合、立替え不要のキャッシュレス修理が利用できるケースがあります。 - オンライン完結の手軽さ
加入・保険金請求をWebでサクッと行えるため、書類のやり取りなどの面倒がありません。
【注意点】
- 年間補償額の上限が10万円なので、もし修理費が10万円を超えると差額を自己負担する可能性があります。
ただし多くの折りたたみスマホ修理は10万円前後で収まるケースも多く、実用上は十分な補償額といえます。

- 高額な修理費用をカバーできるスマホ保険サービスを紹介しながら
- 免責金額0円プランがあり、高額な修理費用が発生した際にも安心。
- 主端末の補償限度額は最大10万円だが、2台目以降の端末は合計で最大3万円までと制限がある。
- 月額保険料が他のプランと比較してやや高めに設定されている。
僕自身もかれこれ5年ほど加入しているのはモバイル保険
になります。
やはり3台のデバイスをまとめて1つの保険でカバーできるのはかなり良いです。
例えば、折りたたみスマホを持っていれば、「折りたたみスマホ」を主端末にして、スマートウォッチ、ゲーム機を副端末に設定することが可能です。
修理費用が高額になる可能性が高いデバイスを主端末、サブで他のデバイスの登録を行うことで、手持ちのデバイスを全て1つの保険でカバーすることもできます。
また、1つしかデバイスを持っていない場合、家族の分を加入させることも可能ですので、臨機応変にデバイスを加入させることが可能です。
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スマホケ
【特徴】
- 月額100円~と、圧倒的な安価で加入可能
- 故障のみをカバーするベースプランに、破損・水濡れ・盗難などをオプションで追加できる柔軟な設計
- 端末購入価格に応じて補償上限が変動し、購入価格に合わせた保険選びが可能
【メリット】
- 低価格で加入しやすい
保険料を抑えたい学生や若年層にとっては非常に魅力的。 - オンラインで申し込み・請求がスムーズ
煩雑な書類手続きがなく、修理代金の立替えが補償される点も高評価を得ています。 - 必要なリスクだけを選べる
「落下が心配」「水濡れが怖い」など、自分が気になるリスクに合わせてオプションを追加できるので無駄がありません。
【注意点】
- 割引価格(キャリアの乗り換え時のキャンペーンなど)で購入した端末の場合、補償上限が割引後の購入価格に連動するため、実際の修理費をまかなえない恐れがあります。
- 折りたたみスマホの修理費は高額になりがちなので、オプションを十分に付けないと補償しきれない可能性も。契約前にしっかりプランを検討しましょう。

- 年間最大10万円までの補償があり、画面割れや水濡れなどの修理費用が高額になる場合でも安心です。
- 購入後いつでもオンラインで簡単に加入でき、キャリアや購入時期を問わず幅広い端末が対象となります。
- 破損」「水濡れ」「盗難」のオプションプランでは、修理費用から一律5,000円が自己負担となります。
- 必要な補償を選択する際、各オプションを個別に選ぶ必要があり、適切な組み合わせを判断するのが難しい場合があります。

Mysurance(プロプラン最大20万円補償)
【特徴】
- 月額数百円台からスタートできるプランもあり、コスパ重視でも始めやすい
- 落下・破損・水濡れ・盗難など一般的なトラブルを幅広く補償
- 特筆すべきは、プロプランでは修理費用を最大20万円まで保証できる点(※プランの詳細は公式サイトを要確認)
Mysuranceは個人向けの保険商品を多数展開しており、その一環としてスマホ保険を提供しています。折りたたみスマホのユーザーにとってポイントが高いのは、修理費が高額になる可能性を見越した、プロプランの「最大20万円補償」があることです。これなら、万が一10万円以上の修理費用がかかっても、補償上限内であれば自己負担が抑えられます。
【メリット】
- プランのカスタマイズ性が高い
「水濡れリスクが大きい」「よく落としがち」など、自分の使用環境に合わせてプランを選択可能。 - 他の保険商品との組み合わせ割引
Mysuranceはスマホ保険以外にもさまざまなサービスを提供しており、組み合わせることで割引を受けられる場合があります。 - オンラインで申し込みから保険金請求まで完結
スマホやPCから手軽に手続きができ、書類郵送の手間が大幅に省けます。
【注目ポイント:プロプラン最大20万円補償】
折りたたみスマホの場合、ディスプレイ交換とヒンジ交換を同時に行うと10万円を超えるケースも少なくありません。場合によっては修理不可で本体交換となり、負担額が更に増える可能性も…。
そんなとき、20万円の補償上限を備えているプランは非常に心強い味方。高価な折りたたみスマホのユーザーほどメリットを実感しやすいでしょう。
しかしながら、、大手キャリアを利用しているユーザーは加入できず、格安SIMを利用していることが加入の条件になるので、その点注意が必要です。

- 月額200円から利用でき、格安SIMユーザー向けのプランが充実している。
- スタンダードプランではデータ復旧や盗難・紛失にも対応しており、補償内容が充実している。
- 免責金額が3,000円かかるため、小さな故障の場合は自己負担が発生する。
- 格安SIM利用者限定のため、大手キャリアを利用しているユーザーは加入できない。
キャリア保証との違いと上手な使い分け

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど各キャリアでも、端末購入時に保証サービスへ同時加入できます。
これらキャリア保証と、モバイル保険・スマホケ・Mysuranceのような第三者保険には次のような違いがあります。
- 加入時期の柔軟性
- キャリア保証は端末購入と同時に加入するのが基本。後から入ろうとしても期限が過ぎていると入れないケースが多い。
- 第三者保険は購入後でも比較的自由に加入できる。
- 補償範囲と自己負担額
- キャリア保証は、特定の条件下で端末交換が受けられたり、修理費が定額負担で済むなどのメリットがある一方、「回数制限」や「一部自己負担」などが設定されている場合がある。
- 第三者保険はプランによっては補償範囲が広く、上限金額も柔軟に選べるので、折りたたみスマホのような高額修理により適している場合も多い。
- 複数台のカバー
- キャリア保証は基本的に購入した1台にのみ適用される。
- 第三者保険は一つの契約で最大3台までカバー可能など、家族や複数端末をまとめて管理できるものがある。
- キャリアを乗り換える場合
- キャリア保証は乗り換えと同時に失効するケースが多い。
- 第三者保険なら端末を変えなければ継続できるため、乗り換えの自由度が高い。
どのタイミングで保険に加入する?
折りたたみスマホを購入した直後
慣れない折りたたみ操作で思わず落としてしまう、というリスクが高い初期段階だからこそ、早めに保険加入しておくと安心です。
家族でスマホを一括管理したいとき
家族全員がスマホを持つ時代です。折りたたみスマホに限らず、タブレットやノートPCなどを一括補償できるプランがある場合、保険料の節約につながります。
キャリア保証を逃した/非キャリア端末を使っている
キャリア以外で購入した端末(海外版SIMフリーなど)は、キャリア保証に入れません。その場合、第三者のスマホ保険は非常に助かる存在です。
高額端末を長く使いたい
折りたたみスマホはハイエンドかつ価格も高額なので、一度購入したら数年間は使い続けたいもの。万が一の故障に備えられる保険は必須と言えます。
スマホ保険:よくある質問
- 折りたたみスマホの修理費用が高額になる理由は何ですか?
-
折りたたみスマホは、柔軟なフレキシブルディスプレイや特殊なヒンジなど、通常のスマホにはない複雑な内部構造を採用しているため、交換部品そのものが高価です。また、精密な作業が必要なため修理にかかる技術料も高く、結果として修理費用が非常に高額になる傾向があります。
- スマホ保険に加入することでどのようなメリットがありますか?
-
保険に加入しておくことで、万が一の故障や破損時に高額な修理費用の一部または全額を補償してもらえるため、自己負担を大幅に軽減できます。また、キャッシュレス修理や代替機の貸し出しが受けられる場合もあり、修理期間中の不便さを解消できる点も大きなメリットです。
- 「モバイル保険」と「スマホケ」の主な違いは何ですか?
-
モバイル保険は、月額700円(非課税)で1契約で最大3台までのスマホやタブレット、スマートウォッチなど複数の端末をまとめて保証でき、年間最大10万円までの補償が受けられる点が特徴です。
・一方、スマホケは月額100円~と低価格から加入でき、ベースプランは故障のみの補償ですが、オプションで破損・水濡れ・盗難の補償を追加可能です。利用する端末の購入価格や利用環境に合わせた保険設計ができる点が違いとなります。 - 保険に加入する際、特に注意すべき点は何ですか?
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加入前には、補償内容や上限額、副端末と主端末で適用される補償金額の違い、また自己負担金の有無などをしっかり確認する必要があります。特に、修理不能となった場合の補償金額が低い点や、申請期限(多くの場合、修理完了後すぐに請求する必要がある)にも注意が必要です。これらのポイントを理解しておくことで、万が一のトラブル時に後悔しない選択が可能になります。
保険で安心を手に入れ、折りたたみスマホをもっと楽しもう
折りたたみスマホは、その独特の構造ゆえに修理費用が高騰しやすいリスクを伴っています。一般的なスマホと比べると、ディスプレイの交換やヒンジの故障など、修理内容が複雑化するため、10万円近い出費になる可能性もあります。さらに、新しいジャンルの端末であるがゆえに、修理対応が可能な店舗が少なかったり、パーツの取り寄せに時間がかかったりと、想定外の苦労が出てくるケースも見受けられます。
こうしたリスクに備えるには、やはりスマホ保険の加入が効果的です。本記事で紹介した「モバイル保険
」「スマホケ」「Mysurance」はいずれもオンラインでスムーズに加入・保険金請求ができ、折りたたみスマホをはじめとする高額端末に対応した補償プランを用意しています。
キャリア保証と第三者保険を併用しているユーザーも増えており、キャリアを乗り換えても保険が継続できる、複数端末をまとめて管理できるなど、第三者保険ならではの利点も見逃せません。
折りたたみスマホは、大画面とコンパクトの両立という革新的な機能を楽しめる一方、「もし壊れたらどうしよう…」という不安を抱きやすい商品でもあります。そこで、スマホ保険に加入することで経済的・精神的な安心を手に入れ、折りたたみスマホの魅力を存分に引き出すことが大切です。
- モバイル保険:月額700円で最大3台を補償。家族利用や複数端末におすすめ。
- スマホケ:月額100円~の低価格が魅力。必要なリスクだけをオプションで選べる。
- Mysurance:プラン次第で最大20万円補償のプロプランがあり、高額端末ユーザーにうってつけ。
それぞれの保険会社が公開している公式サイトには、さらに詳しいプラン内容や加入手順が載っていますので、比較検討したうえで最適なプランを選択しましょう。
ぜひ、今回の記事を参考にスマホ保険加入を検討してみてください。