スマホ保険ラボの編集長D部長です。
「ahamoって速度遅いって聞いたけど、実際どうなの?」そんな疑問を持ってこのページを開いた方に、結論から言います。一般的な使い方では、遅いと感じる場面はほぼありません。
ただし、「場所次第で遅くなる」という現象は確かに存在します。
私はahamoを使い続けて5年以上。今回は5G接続と4G接続、それぞれの実測データを公開しながら、「遅い」と言われる本当の原因と対処法まで丸ごとまとめました。
契約前に速度が不安な方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ahamoの速度は本当に遅い?まず結論を出します

ahamoはドコモ回線をそのまま利用しており、ネットワーク優先度はeximoなどのメインブランドと同等です。時間帯による速度制限もなく、平均して100Mbps超の速度を維持しています。「格安だから遅い」はMVNO(格安SIM)の話であって、ahamoには当てはまりません。
ネット上に「ahamoが遅い」という声が出るのには理由があります。それは主に都心の混雑エリアで起きる「パケ詰まり」です。これはドコモ回線全体の問題であり、ahamoだけが遅くなる仕組みではありません。
スマ子「遅い」って口コミで見たんですが、実際のところどうなんですか?
編集長遅くなるのは「場所」の問題がほとんどです。特定の混雑したエリアでパケ詰まりが起きることはありますが、それ以外の場面では体感的に不満を感じたことがほぼないです。
【実測】5G接続での速度:ダウンロード140Mbpsの実力
まずは5G+接続での計測データを公開します。
使用したのはfast.comとUSEN GATE 02の2サービス、端末はiPhone 17Pro、場所は大阪です。


・fast.comによる計測:ダウンロード140Mbps アップロード12Mbps Ping値 30ms
・USEN GATE 02による計測:ダウンロード137.64Mbps アップロード11.68Mbps Ping値 39ms
2つのサービスでほぼ一致した数値が出ました。4K動画の再生に必要な速度が25Mbps前後、YouTubeのフルHD(1080p)なら5〜8Mbpsで十分。140Mbpsという数値は、日常のあらゆる用途でストレスを感じない水準です。
Ping値(レイテンシ)も見逃せません。30〜39msという数値はオンラインゲームやビデオ通話の快適ライン(40ms以下)をクリアしており、回線品質が高いことを示しています。
【実測】4G接続・昼12時の速度はどれくらい出る?
「5Gエリアじゃない場所だと遅くなるの?」という疑問に答えるため、4G接続でも計測しました。しかも昼の12時台—1日の中で最も回線が混雑する時間帯です。


fast.comによる計測:ダウンロード35Mbps アップロード8.2Mbps Ping値 37ms
USEN GATE 02による計測:ダウンロード45.21Mbps アップロード12.23Mbps Ping値 35ms
昼の混雑時間帯・4G接続で35〜45Mbpsという結果でした。4K動画の再生に必要な25Mbpsを余裕でクリアしており、SNS・YouTube・テザリングでの軽い作業なら4G接続で十分です。Ping値も35〜37msと、5G接続とほぼ変わらない応答速度が出ています。
5G接続:140Mbps前後 / 4G接続(昼12時):35〜45Mbps。数字は異なりますが、動画・SNS・テザリングなど日常用途では4Gでもストレスを感じる場面はほぼありません。
一点補足すると、fast.comの「ロード済み 493ms」という数値が気になった方もいるかもしれません。これはWebページを実際に読み込む際に画像やスクリプトの処理が加わったときの遅延で、純粋な回線速度とは別物です。動画ストリーミングや通常のアプリ使用には影響しない数値です。
「5G表示なのに遅い」という声があります。これは「なんちゃって5G」とも呼ばれるNSA方式の影響です。
4Gの電波設備を流用して5Gを動かしているため、スマホに「5G」と表示されていても実速度は4Gとほぼ変わらないことがあります。5G接続で不安定さを感じたら、設定から4G固定に切り替えてみてください。
アップロード速度がダウンロードより遅い理由
計測結果を見ると、ダウンロードが35〜140Mbps出ているのに対し、アップロードは8〜12Mbps程度。この差を不思議に思う方もいると思いますが、これはahamoに限らずモバイル通信全体の「仕様」です。理由は3つあります。
・帯域割り当ての偏り:ほとんどのユーザーは動画を見たりサイトを閲覧したりする「受信(ダウンロード)」がメインです。キャリアはその実態に合わせて、限られた電波帯域をダウンロード側に多く割り当てています。
・非対称通信の仕組み:LTEや5Gは、ダウンロード用の通信路を広く・アップロード用を狭くすることで全体の効率を上げています。道路の上り車線と下り車線が非対称なイメージです。
・端末の送信出力制限:スマホから基地局へ電波を飛ばす「アップロード」は、バッテリーや発熱の都合で出力を抑える設計になっています。物理的な制約があるわけです。
とはいえ、8〜12Mbpsあれば写真・動画のSNS投稿、Zoom・Meetでの画面共有には十分です。大容量の動画ファイルを頻繁にクラウドへ送るような使い方でなければ、不便を感じる場面はほとんどないでしょう。
「ahamoが遅い」の正体はパケ詰まり。原因と対策を整理します

「繋がっているのに突然遅くなる」「ほぼ圏外みたいな状態になる」という現象、これがパケ詰まりです。特に都市部の混雑エリアで起きやすく、満員電車や大型イベント会場での体験談がよく口コミに上がります。
パケ詰まりはドコモ回線全体で起きる現象です。ahamoがeximoより意図的に制限されているわけではなく、局所的な基地局の処理限界によって、すべてのユーザーが影響を受けます。
パケ詰まりが起きたときに試したいこと:
①スマホを再起動する
②「5G固定」を解除して「4G/5G自動」または「4G固定」に切り替える
③場所を数十メートル移動する
④機内モードのオン・オフで再接続を試みる
混雑エリアに毎日通う人は、通勤電車の中で使う動画や音楽を事前にダウンロードしておくのが現実的な対策です。乗る前にキャッシュしておけば、パケ詰まりの影響をほぼ受けません。
スマ子大阪の梅田や難波だとどうですか?毎日使うので心配で。
編集長私の体感では、梅田でも普段使いで困ったことはほぼないです。
ライブや大型イベントが重なっている日は別ですが、LINEや通話をする分には困ることはないですね!
これはドコモのメインブランドでも同じですよ。
実測140Mbpsで「できること」を具体的に確認
数字だけではイメージしにくいので、実際の生活でどう機能するかを整理します。

高画質動画のストリーミング
YouTubeやNetflixで4K(2160p)を再生するための推奨速度は20〜25Mbps。5G接続なら140Mbpsでその5倍以上、4G接続でも35〜45Mbpsあるので余裕でクリアします。再生開始直後のバッファリングはほぼゼロで、早送り・巻き戻しでも瞬時に再生再開します。
オンラインゲーム(FPS・アクション)
ゲームで重要なのは速度より「遅延(レイテンシ)」です。今回の計測では5G・4Gともに35〜39msという数値で、スマートフォンでのプレイとして非常に良好。競技性の高いゲームでも、回線が足を引っ張ることはほぼありません。
大容量アプリのダウンロード
数GB単位のゲームアプリも、5G接続の140Mbpsなら数分で完了します。4G接続の35〜45Mbpsでも、外出先での急なアップデートで長時間待たされる場面はほぼありません。
テザリングによるPC作業
外出先でMacBookをahamoのテザリングに繋いで作業する場合も、固定回線に近い感覚で使えます。クラウドストレージへの同期とビデオ会議を同時に行っても、通信が途切れることはありませんでした。4G環境でも35Mbps以上出ていれば、Zoomやドキュメント編集は快適にこなせます。

5年間使って分かったahamoの安定性

ahamoのサービス開始当初から使い続けて5年以上。現在は月額2,970円(税込)で30GBまで利用できます。大盛りオプションをつければ110GBまで使用が可能です。

長期間使って一番実感するのは「速度の安定感」です。MVNOのように昼間や通勤時間帯に極端に遅くなる経験はほぼありません。ドコモ回線をそのまま使っているため、混雑時の粘り強さが違います。今回の計測でも昼12時の4G接続で35〜45Mbpsが出ていることが、それを裏付けています。
通話については、5分以内の国内通話が無料で含まれています。飲食店への予約電話や短い確認の電話なら追加料金を気にしなくていい。月に何十回と積み重なると、意外と大きなメリットです。
海外での使い勝手も特筆できます。追加料金なしで91の国・地域でデータ通信が使えます。設定はローミングをオンにするだけ。ただし、海外での連続利用が15日を超えると最大128kbpsに速度制限がかかります。帰国するまでこの制限は解除されません。
海外15日超えの速度制限は、データを追加購入しても解除されません。長期海外滞在の場合は現地SIMや別途ポケットWifiの検討を。
ahamoのメリット・デメリットを正直にまとめます

5年間の実体験と今回の実測データをもとに、向き・不向きを整理します。
ahamoが向いている人・一度立ち止まって考えた方がいい人
ahamoが向いている人
検討が必要な人
- キャリアメール(@docomo.ne.jp)を使い続けたい人:ahamoにはキャリアメールがないため、メールアドレスの持ち運び手続き(有料)が必要になります
- 店頭でのフルサポートを求める人:原則オンライン専用のため、手続きは自分で行う必要があります(有料サポートを使えばショップでの手続きも可能)
- 30GBでは多すぎる人、または全然足りない人:110GBまで使える「ahamo大盛り」(+月額1,980円)もありますが、毎月数GBしか使わない場合はより安価な「irumo」などを検討する余地があります
よくある質問(FAQ)
- ahamoはドコモのメイン回線よりも速度が制限されていますか?
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いいえ。ahamoはドコモの通信網を直接利用しており、メインブランド(eximoなど)と同じネットワーク優先順位で提供されています。混雑時にahamoだけが意図的に制限されることはありません。
- 30GBを超えた後の速度はどうなりますか?
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データ容量を使い切ると、最大1Mbpsに制限されます。1Mbpsあれば、標準画質の動画視聴やSNS、テキストメールなどは概ね使えます。即座に使えなくなるわけではありません。
- 5Gエリア以外でも快適に使えますか?
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はい。4G(LTE)接続でも、昼12時の混雑時間帯に実測で35〜45Mbpsが出ています。YouTubeの4K再生に必要な25Mbpsを超えているため、動画視聴やSNS利用はストレスなく使えます。
- 海外で利用する際、追加の設定や申し込みは必要ですか?
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事前の申し込みは不要です。現地に到着したら、スマートフォンの設定で「データローミング」をオンにするだけで、30GBの範囲内で通信できます。ただし、海外での連続利用が15日を超えると速度が最大128kbpsに制限されます。この制限はデータを追加購入しても解除されず、帰国するまで続くため注意が必要です。
まとめ
今回の実測で見えてきたことをまとめます。
5G接続でダウンロード140Mbps、そして最も混雑する昼12時の4G接続でも35〜45Mbps。この数字は、ahamoが「遅いプラン」ではないことを示しています。
「遅い」と感じる場面があるとすれば、それは満員電車や大型イベント会場などでのパケ詰まりがほとんどです。対処法を知っておけば、大半の場面で乗り越えられます。
月額2,970円で30GB・5分以内通話無料・91カ国ローミング対応。速度への不安で契約を迷っているなら、「実効速度が足りなくて困る」という事態は一般的な使い方ではまず起きないと断言できます。
今の回線の速度に不満があるなら、ahamoへの乗り換えは具体的な解決策のひとつになるはずです!

