Kindle Paperwhiteに保険は必要?モバイル保険とAmazon延長保証を徹底比較

スマホ保険ラボの編集長D部長です。

Kindle Paperwhiteは、持ち運びしやすい電子書籍リーダーとして人気がありますが、その分、落下による画面割れや水没などの故障リスクが気になるところです。約3万円するデバイスを長く使い続けるなら、保険に入るべきかどうかは一度考えておきたいポイントですよね。

この記事では、「Kindleの保証・保険について、実際のスペックやサービス内容」をもとに解説していきます。

目次

Kindle Paperwhiteのスペックと現行価格

まず、現在販売されているKindleシリーズの主なスペックと価格を確認しておきます。Kindle Paperwhiteを中心に、各モデルの立ち位置を整理しました。

モデル画面サイズ容量防水性能税込価格特徴
Kindle (無印)6インチ16GBなし19,980円最軽量・コンパクト
Kindle Paperwhite7インチ16GBIPX827,980円定番の標準モデル
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション7インチ32GBIPX832,980円ワイヤレス充電・明るさ自動調節
Kindle Scribe10.2インチ16/32/64GBなし56,980円〜手書き入力対応・大画面

Kindle Paperwhiteは、E-ink(電子ペーパー)による目に優しい表示と、お風呂でも読めるIPX8等級の防水性能が魅力の端末です。

価格は約28,000円と、決して安い買い物ではありません。ディスプレイが壊れたときの修理費用は本体価格に近い金額になることも多く、故障したときの出費がかなり痛いデバイスの一つです。

Kindleに保険が必要とされる理由

Kindle Paperwhiteに保険が必要かどうかを判断するために、まずはこの端末の構造と使い方の特徴を押さえておきましょう。

E-inkディスプレイの繊細さ

Kindleに使われているE-inkディスプレイは、スマートフォンの液晶や有機ELとは構造が違います。薄い基板の上にマイクロカプセルが並んでいて、「点」で押されるような圧力に弱いのが特徴です。

カバンの中で他の荷物に押されたり、鍵などの硬いものとぶつかったりすると、内部でガラス割れと同じような状態になり、画面の表示が固まってしまう故障が起こることがあります。スマホのように強化ガラスが使われているわけではないので、思った以上にデリケートな部品だと考えておいた方がいいでしょう。

持ち運びの機会が多い

Kindleは通勤や通学、旅行先での読書のために作られたデバイスです。外に持ち出す回数が増えるほど、うっかり落としてしまうリスクも高くなります。背面が滑りやすかったり、薄型で手から抜けやすかったりと、ふとした瞬間に衝撃を受けやすい作りでもあります。

修理ではなく「交換」が基本

Amazonの公式サポートでは、Kindleの部品ごとの修理は基本的に行っていません。保証期間が過ぎてから故障した場合は、有償で「リフレッシュ品(整備済み品)への交換」「買い替え」になります。

交換費用は新品の半額〜8割程度になるケースが多く、保証なしで壊れるとかなりの出費になります。

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Amazonデバイス 1年間限定保証と延長保証の仕組み

AmazonでKindleを買うと、最初から「1年間限定保証」がついています。ただし、この保証の中身には注意が必要です。

限定保証の内容と限界

標準の限定保証がカバーするのは、「製造上の欠陥」「普通に使っていて起きた自然故障」だけです。

対象になる例
バッテリーが急に充電できなくなった、ボタンが反応しない、システムエラーで起動しない

対象にならない例
落として画面が割れた、水没した(防水端末でも使い方による)、盗まれた、なくした

つまり、自分の不注意で壊してしまった場合は、この標準保証では直してもらえません。

これを補うために用意されているのが、購入時にオプションで選べる「延長保証・事故保証プラン」です。テックマークジャパン株式会社が提供しているサービスで、2年間または3年間の保証期間を選べます。事故保証プランなら、落下や水没による故障もカバーされます。

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モバイル保険の特徴とメリット

もう一つの選択肢として、「モバイル保険」があります。さくら少額短期保険株式会社が運営している、スマホやタブレットなどの通信端末を幅広くカバーする保険サービスです。

3台まで一括で補償できる

モバイル保険の一番の特徴は、月額700円(非課税)最大3台までの端末を登録できるところです。

主端末(1台):修理費用は年間最大10万円まで補償。修理不能・盗難の場合は1回につき最大25,000円
副端末(2台):修理費用は2台合計で年間最大3万円まで補償。修理不能・盗難の場合は1回につき最大7,500円

Kindle Paperwhiteを「副端末」として登録すれば、メインのスマートフォンやノートPCと合わせて、1つの契約でまとめて守ることができます。

買い替えても継続できる

Amazonの延長保証は、買った端末だけにかかる契約なので、新しい機種に変えたらまた入り直す必要があります。モバイル保険は契約者本人に紐づく仕組みなので、マイページから登録端末を変更するだけで、そのまま補償を続けられます。

修理費用の補償が受けられる

モバイル保険では、修理にかかった実費を後から受け取れます。提携しているリペアショップなら、窓口での支払いなしで修理できるキャッシュレスリペアにも対応しています。
Kindleの場合は修理ではなく交換対応になるため、交換費用の領収書を提出して請求する流れになります。

Amazon延長保証とモバイル保険の比較

Kindle Paperwhiteを使ううえで、どちらの保証が自分に合っているか、比較表にまとめました。

比較項目Amazon延長保証・事故保証モバイル保険
月額料金一括払い(約2,000円〜4,000円程度)700円(非課税)
保証期間2年または3年(固定)解約するまで継続
補償台数1契約につき1台1契約につき3台
事故時の自己負担0円0円
水没・破損の対応対応(交換対応)対応(修理実費または交換費用)
盗難の補償なしあり(主端末 最大25,000円/副端末 最大7,500円)
紛失の補償なしなし(置き忘れ・紛失は対象外)
端末の買い替え再加入が必要登録変更のみでOK
加入タイミング購入時または購入後30日以内購入から1年以内(またはメーカー保証期間内)

費用の考え方

Kindle Paperwhiteだけを守りたいなら、Amazonの延長保証の方がトータルの支払額は安くなります。3年間の保証が3,000円前後なら、月額に直すと100円程度です。

ただ、今どきKindle1台しかデジタル機器を持っていないという人はほとんどいないと思います。iPhone、iPad、MacBook、Nintendo Switchなど、他にも高額な端末を持っている場合、それぞれ個別にメーカー保証(AppleCare+など)に入ると、月々の維持費は数千円に膨れ上がります。

編集長

僕もかれこれ5年ほど加入しているのがモバイル保険です。iPhone、MacBook、Apple Watchの3台を登録していて、やっぱり複数台を1つの保険でカバーできるのは効率がいいと感じています。Kindleのように、単体の修理代金はそこまで高くないけど壊れやすいデバイスを「副端末」として組み込めるのは、高額なメインデバイスを複数持っている身としてはかなりの安心材料です。

また、ゲーム機を持っている場合はそれを追加して補償対象にすることもできるので、ライフスタイルに合わせて柔軟に補償対象を入れ替えられる点も気に入っています。

Kindle Paperwhiteにおける「副端末」運用のポイン

モバイル保険で副端末として登録した場合の補償限度額は、2台合計年間最大3万円(修理可能な場合)です。Kindle Paperwhiteの現行価格は約28,000円なので、修理扱いとなれば副端末の補償枠でギリギリカバーできる範囲です。

ただし、修理不能と判断された場合は1回の請求につき最大7,500円までとなります。Amazonの交換対応が「有償交換修理」として扱われるか「修理不能」として扱われるかで、受け取れる金額が大きく変わるため、この点は理解しておきましょう。

主端末:もっとも高額で故障リスクが高いスマートフォン(iPhone 15/16など)を登録
副端末1:Kindle Paperwhiteを登録
副端末2:iPadやワイヤレスイヤホン、ノートPCなどを登録

このように組み合わせることで、月額700円の対価を最大限に活かせます。Kindleだけのために月700円を払うのは割高ですが、他のデバイスと「ついでに」守るという使い方が一番賢い選択です。

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保証を選ぶ際の判断基準

どちらの保証が合っているか、具体的な状況ごとに整理してみます。

Amazon延長保証を選ぶべき人

・持ち歩くデバイスがKindle以外にほとんどない
・初期費用をできるだけ安く抑えて、Kindle単体を数年間だけ守りたい
・面倒な手続きを避けて、Amazonの注文履歴からまとめて管理したい

モバイル保険を選ぶべき人

・スマホ、タブレット、PC、ゲーム機など、複数のデジタル機器を持っている
・AppleCare+などのメーカー保証が高いと感じている
・デバイスをよく買い替えるので、そのたびに保険を入り直すのが面倒
・万が一の盗難にも備えておきたい(Amazon公式保証は盗難に対応していない)

Kindleの故障を防ぐための対策

保険に入るのはお金の面でのリスクヘッジですが、そもそも壊さないための対策も大事です。

カバーをつける

Kindleの画面を守るには、フリップ型(フタ付き)のカバーが欠かせません。

先ほども触れた通り、E-inkは面で押される力よりも点で押される力に弱いので、画面を覆うフタがあるだけで壊れにくさはかなり変わります。純正カバーはマグネットで自動スリープにも対応しているので、利便性の面でもおすすめです。

充電端子を丁寧に扱う

Kindle PaperwhiteはUSB-Cを採用していますが、長く使っていると端子部分が摩耗したり、接触不良を起こしたりすることがあります。ケーブルを無理な角度で抜き差ししないように気をつけるだけでも、端子の寿命は延びます。ワイヤレス充電に対応したシグニチャーエディションを選んで、物理端子への負担を減らすのも一つの手です。

保管場所に注意する

防水性能があるからといって、お風呂場に置きっぱなしにするのはNGです。温度差で端末内部に結露が起きると、防水端末でも故障の原因になります。使い終わったら湿気の少ない場所で保管するようにしましょう。

FAQ:Kindleの保険に関するよくある質問

中古で購入したKindleもモバイル保険に加入できますか?

モバイル保険の場合、中古端末でも「販売店による3ヶ月以上の保証」がついていれば加入できます。ただし、メルカリやヤフオクなどの個人間売買で購入したものは対象外なので注意してください。

Amazonの延長保証は、購入後からでも入れますか?

Amazonの事故保証プランは、端末を購入してから30日以内に加入する必要があります。期限を過ぎてしまったらメーカー公式の延長保証には入れません。モバイル保険なら購入から1年以内(またはメーカー保証期間内)であれば加入できます。

Kindleが画面割れした際、代替機はもらえますか?

Amazon公式保証、モバイル保険ともに代替機の貸し出しはありません。Amazonの場合は故障した端末を送った後に交換品が届く流れです。モバイル保険は修理費用の補償なので、修理や交換の手配は自分で行う必要があります。

防水モデルのKindleを水没させた場合、保証の対象になりますか?

Amazonの「事故保証プラン」とモバイル保険の両方で、水濡れによる故障は補償対象です。ただし、標準の「1年間限定保証」では、防水モデルでも水没はユーザーの過失とみなされ、保証対象外になるのが一般的です。

まとめ:デバイス全体の保護を考えよう

Kindle Paperwhiteに保険が必要かどうかは、「Kindle単体で考えるか、持っているデバイス全体で考えるか」で答えが変わります。

Kindleは読書に特化した優秀なデバイスですが、ディスプレイが壊れやすいという構造上の弱点があります。iPhoneやノートPCなど、他にも大事なデバイスを持ち歩いているなら、それらをまとめて守れるモバイル保険にKindleを副端末として組み込むのは、効率のいいリスク管理です。

一方で、管理する端末を増やしたくない、あるいはなるべく安くKindleだけを守りたいなら、Amazon購入時の延長保証が一番手っ取り早い方法です。

どちらにしても、壊れてからでは遅いですので、Kindleを買った後の保証サービスを検討してみてはいかがでしょうか。

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