スマホ保険ラボの編集長D部長です。
これまでahamoでは、Apple WatchをiPhoneと連携させずに単体で通信させる「セルラー機能」が利用できない時期が続いていました。
しかし、現在はドコモの「ワンナンバーサービス」にahamoが対応したことで、Apple Watchでの自由な通信環境が整っています。
この記事では、「ahamoでApple Watchを利用するための具体的な手順や料金」、そして「Apple Watchを長く安全に使い続けるためのコツ」を詳しく説明します。
ahamoでApple Watchの通信ができる「ワンナンバーサービス」とは

ahamoでApple Watchのモバイル通信を利用するには、ドコモが提供する「ワンナンバーサービス」の契約が必要です。このサービスは、iPhoneで利用している電話番号をApple Watchと共有できます。
ワンナンバーサービスの基本料金と仕組み
ワンナンバーサービスの月額料金は550円(税込)です。これまではドコモのメインプラン専用のサービスでしたが、ahamoでも同じ料金体系で利用できるようになりました。
契約すれば、iPhoneを自宅に置いたままジョギングに出かけたり、外出先でiPhoneの充電が切れたりした場合でも、Apple Watch単体で電話の発着信やメールの受信、マップの確認ができます。
このサービスの最大のメリットは、iPhoneが手元になくてもApple Watchだけで完結できる点です。ランニング中に急な電話がかかってきても対応できますし、買い物中にiPhoneをカバンの中にしまったままでもLINEの通知を確認できます。つまり、Apple Watchが本来持っているポテンシャルを最大限に引き出せるわけです。
ahamoで利用するメリット
ahamoは月額2,970円で標準30GB(2024年10月より増量)のデータ通信が利用できるプランです。ワンナンバーサービス(月額550円)を付帯させても、合計の維持費は3,520円で済みます。大手キャリアの無制限プランと比較すると、Apple Watchの通信機能を維持するためのコストを大幅に抑えられます。
例えば、ドコモの無制限プラン「eximo」なら月額7,315円かかりますが、ahamoなら半額以下です。年間で計算すると45,000円以上の差が生まれるため、この差額で新しいApple Watchのバンドを買ったり、旅行費用に充てたりできるでしょう。
ahamoでのApple Watch設定手順をステップ解説

実際にApple Watchで通信を開始するまでの手順を具体的に説明します。設定はiPhoneの「Watchアプリ」から進めるのが最もスムーズです。
手順1:事前準備
まず、iPhoneのiOSとApple WatchのwatchOSを最新バージョンにアップデートしておきます。古いバージョンではワンナンバーサービスの申し込み画面が正常に表示されないケースがあるためです。また、dアカウントのIDとパスワードを手元に用意してください。
アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から確認できます。アップデート中は30分程度かかることもあるので、時間に余裕があるときに行いましょう。
手順2:Watchアプリからモバイル通信設定を開く
iPhoneで「Watch」アプリを起動し、「マイウォッチ」タブから「モバイル通信」を選択します。「モバイル通信を設定」という項目をタップすると、ドコモのサービスページへ遷移します。
手順3:dアカウントでログインし申し込む
ネットワーク暗証番号やdアカウントの情報を使ってログインします。画面の指示に従って「ワンナンバーサービス」の利用規約を確認し、申し込みを確定させます。この際、iPhoneの契約と紐付けが行われるため、難しい操作は必要ありません。
手順4:設定完了と反映の確認
申し込み完了後、Apple Watchのコントロールセンターにある「アンテナアイコン」を確認します。緑色に点灯し、モバイル通信がオンになっていれば設定は完了です。

ahamo利用者が知っておくべきApple Watch運用の注意点

ahamoでApple Watchを運用する際、いくつか留意すべきポイントがあります。
ワンナンバーサービス対象外の端末
Apple Watchの「GPSモデル」では、ワンナンバーサービスは利用できません。背面のセンサー部分に赤い輪(もしくは赤いボタン)がある「GPS + Cellularモデル」であることが必須条件です。購入前に自身のモデルを確認する必要があります。
見分け方は簡単です。Apple Watchを裏返して、デジタルクラウン(側面の回転するボタン)を見てください。赤い輪や赤い点があれば、それがCellularモデルの証です。もし不明な場合は、iPhoneの「Watch」アプリから「一般」→「情報」で確認できます。
データ通信量の消費について
Apple Watch単体で行う通信は、ahamoの基本データ容量から消費されます。音楽ストリーミングを長時間利用する場合などは、残容量に注意が必要です。ただし、Apple Watchが行う通信量はiPhoneに比べると微々たるものなので、日常的な利用で容量を圧迫することは稀です。
実際、Apple Watchでのメール確認や通知の受信程度なら、1ヶ月で数百MB程度しか使いません。音楽ストリーミングを毎日1時間利用しても、月に3〜4GB程度です。30GBの容量があれば、よほど極端な使い方をしない限り問題ないでしょう。
編集長僕もかれこれ5年ほど加入しているのがahamoです。ドコモが提供するahamoは、月額2,970円で30GB使えるプランです(現在は増量されています)。ドコモ回線をそのまま使うので通信品質は安定していますし、5分以内の国内通話が無料で付いている点も便利です。
さらに海外91の国・地域で追加料金なしでデータ通信ができるため、海外出張や旅行の際に現地SIMを用意する手間が省けるのは大きな利点です。複雑な割引条件もなく、一律の料金で誰でも迷わず加入できるわかりやすさが魅力だと感じています。
残念ながら僕が持っているApple Watchはセルラーモデルではありませんが、もしセルラーモデルを持っていた場合は、ワンナンバーサービスを利用したいところです。
Apple Watchの「もしも」に備える重要性

Apple Watchは常に手首に装着して使用するデバイスです。そのため、iPhone以上に物理的なダメージを受けるリスクが高いのも事実です。
破損と修理費用の現実
Apple Watchの画面はサファイアクリスタルや強化ガラスが採用されていますが、壁にぶつけたり、コンクリートに落としたりすることで亀裂が入る事例は後を絶ちません。
Apple公式の修理費用はモデルによって異なりますが、最新のSeriesやUltraの場合、数万円単位の出費になることが一般的です。
例えば、Apple Watch Series 10の画面修理なら約4万円、本体交換が必要な故障なら6万円以上かかります。これは決して安い金額ではありません。しかも、Apple Watchは日常的に使うものだからこそ、故障のリスクも高いのです。
僕自身、過去にApple Watchをドアの取っ手にぶつけて画面に傷をつけてしまった経験があります。幸い動作に問題はありませんでしたが、もし画面が割れていたら通常であれば、4万円近い修理費用がかかるところでした。しかし、下記で紹介するモバイル保険に入っているため、最悪修理費用がかかったとしても保証が年間最大10万円までされます。

AppleCare+とサードパーティ保険の比較
Apple公式の保証サービス「AppleCare+」は安心感がありますが、加入期間の制限や月額費用がかかります。そこで、多くのガジェットユーザーが活用しているのが「モバイル保険」です。
モバイル保険は、月額700円で最大3端末まで補償対象にできるサービスです。Apple Watchだけでなく、一緒に使っているiPhoneやワイヤレスイヤホンも同時に守れる点が最大の特徴です。万が一の破損時に修理代金が全額キャッシュバックされる仕組み(最大10万円まで)は、ahamoで通信費を節約しているユーザーにとって、予期せぬ大きな支出を防ぐ合理的な手段です。
AppleCare+とモバイル保険、どちらを選ぶかは使い方次第ですが、複数のデバイスを持っている人や、家族みんなのガジェットをまとめて守りたい人にはモバイル保険が向いています。
Apple Watchで生活が変わるシーン

ahamoの通信機能を開放したApple Watchを持つことで、日常の利便性は大きく向上します。
1. ワークアウト時の解放感
ジョギングやサイクリング中、iPhoneをポケットやアームバンドに入れる重さから解放されます。Apple Watch単体で音楽を聴きながら、急な電話連絡にも対応できる安心感は、一度経験すると戻れない快適さです。
特にランニング愛好家にとって、この軽さは革命的です。iPhoneを持って走ると、ポケットの中で揺れたり、アームバンドが汗で滑ったりとストレスが溜まります。でもApple Watchだけなら、腕時計1つの軽快さでランニングに集中できます。しかも音楽も聴けて、ペースやルートも確認できる。まさに理想的な環境です。
2. スマート決済の確実性
コンビニや改札での決済も、Apple WatchがあればiPhoneを取り出す手間がありません。もしiPhoneをカバンの中にしまい込んでいても、あるいは手元になくても、SuicaやiD、QUICPayでの決済がワンナンバーサービスの通信下で安定して行えます。
朝の通勤ラッシュ時、満員電車の中でカバンからiPhoneを取り出すのは至難の業です。でもApple Watchなら、手首をかざすだけで改札を通過できます。コンビニでの少額決済も、財布を出すより早くて便利です。
3. 通知の即時確認
ビジネスシーンや家事の最中、iPhoneを見ることができない状況でも、重要な通知を逃しません。ahamoの安定したドコモ回線を通じて、手首に届く振動だけで内容を把握できるため、情報の取捨選択がスムーズになります。
会議中や商談中、iPhoneを確認するのは失礼に当たることもあります。でもApple Watchなら、さりげなく手首を見るだけで通知をチェックできます。緊急の連絡なのか、後で確認すればいいメッセージなのか、一瞬で判断できるのです。
よくある質問(FAQ)
- ahamoでApple Watchを使う際、事務手数料はかかりますか?
-
ワンナンバーサービスの新規契約に伴う事務手数料は、手続き方法により異なりますが、オンラインでの手続きであれば基本的に無料、店舗で行う場合は3,850円(税込)が発生します。ahamoユーザーはオンライン手続きが基本なので、手数料なしで開始可能です。
- iPhoneが電源オフでもApple Watchで電話が取れますか?
-
はい、可能です。ワンナンバーサービスに契約していれば、iPhoneの電源が入っていない状態や、通信圏外にある状態でも、Apple Watch単体でドコモのネットワークに接続し、電話の発着信ができます。
- ドコモからahamoにプラン変更した場合、設定は引き継がれますか?
-
ドコモで既にワンナンバーサービスを利用していた場合、ahamoへのプラン変更後もサービスは継続されます。ただし、一部の古い契約状況によっては再設定が必要になるケースがあるため、変更後にWatchアプリのステータスを確認することを推奨します。
- Apple Watchを修理に出した際、ワンナンバーサービスはどうなりますか?
-
修理により端末が交換になった場合は、再度Watchアプリからワンナンバーサービスの「モバイル通信設定」をやり直す必要があります。この際、解約して再契約するのではなく、機種変更の手続きを選択することでスムーズに移行できます。
まとめ
ahamoがワンナンバーサービスに対応したことで、月々の通信コストを抑えながらApple Watchのフル機能を活用できる時代になりました。
設定自体はiPhoneのアプリから5分程度で完了するシンプルなものです。
一方で、Apple Watchは日常的に衝撃に晒されるデバイスであることを忘れてはいけません。
通信環境をahamoで整えると同時に、物理的な故障に対する備えとして、モバイル保険のような補償サービスを検討することは、長期的なコストパフォーマンスを考える上で有効な選択肢です。
まずはご自身のApple Watchがセルラーモデルであることを確認し、この記事を参考にahamoのマイページやWatchアプリから設定を進めてみてください!

