スマホ保険ラボの編集長D部長です。
突然ですが、あなたのSurface、ある日突然壊れたら…考えただけでゾッとしませんか?
カチカ-、カチカ-…と軽快なキーボードの音。集中して作業を進めるあなた。傍らには、ほっと一息つくためのコーヒーが…
「あっ…!」
腕がカップに当たり、コーヒーが弧を描いてSurfaceのキーボードに……。
カフェで仕事をしていたら、隣の人が立ち上がる際にケーブルに足を引っかけて、テーブルからSurfaceが落下。拾い上げてみると、画面に無数のヒビが……。
壊れる瞬間は、本当に突然やってきます。
考えただけでも血の気が引くような光景ですが、これは決して他人事ではありません。
この記事を読んでくださっているあなたも、きっと同じような不安を一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
そこで
「Surfaceの保証って、標準のままで本当に大丈夫?」
「Microsoftが提供している延長保証って、入る価値あるのかな?」
「もっと手頃で、でもしっかり守ってくれる保険はないんだろうか?」
この記事では最新のSurface主要3モデルの具体的な修理費用から、Microsoft公式の保証、そして第三の選択肢として注目されている「モバイル保険」まで、それぞれのメリット・デメリットを徹底的解説していきます。
【2025年最新】Surface主要3モデルのスペックと気になる修理費用

まずは現実を知ることから始めましょう。Surfaceがいかに素晴らしいデバイスであるか、そして、その修理にどれくらいの費用がかかるのか。ここでは、2025年現在の最新主要3モデルをピックアップし、そのスペックと、ビックカメラが公表している正規修理費用(保証対象外の場合)をご紹介します。
※修理費用はあくまで目安であり、故障の状況によって変動する可能性があります。
Surface Pro 10 :究極の2-in-1 PC
タブレットの軽快さとノートPCの性能を両立させた、Surfaceシリーズのフラッグシップモデル。Intel® Core™ Ultraプロセッサを搭載し、AI機能も強化。ビジネスの最前線で活躍するパワフルな一台です。
主なスペック
- プロセッサ: Intel® Core™ Ultra 5 または 7
- メモリ: 8GB 〜 64GB
- ストレージ: 256GB 〜 1TB (着脱可能SSD)
- ディスプレイ: 13インチ PixelSense™ Flow ディスプレイ (最大120Hz)
- 特徴: AIを加速させるNPU「Intel® AI Boost」搭載、超広角スタジオカメラ、オプションで5G接続にも対応
気になる保証対象外の修理費用(税込)
- 本体交換: 101,640円 ~ 138,600円
- ディスプレイ修理: 82,940円
本体価格もさることながら、修理費用も非常に高額です。特にディスプレイはSurfaceの心臓部とも言えるパーツ。一度の落下で8万円以上が飛んでいく可能性があると考えると、何も対策しないのは少し怖いですよね。
Surface Laptop 6 :洗練されたクラムシェルノート
伝統的なノートPCのスタイルを好むユーザーに絶大な人気を誇るLaptopシリーズの最新モデル。
こちらもIntel® Core™ Ultra Hシリーズプロセッサを搭載し、パフォーマンスが大幅に向上。タイピングのしやすい快適なキーボードと、美しいデザインが魅力です。
主なスペック
- プロセッサ: Intel® Core™ Ultra 5 または 7 (Hシリーズ)
- メモリ: 8GB 〜 64GB
- ストレージ: 256GB 〜 1TB (着脱可能SSD)
- ディスプレイ: 13.5インチまたは15インチ PixelSense™ ディスプレイ
- 特徴: AI対応の高性能プロセッサ、反射を抑えたディスプレイ、Windows Studio エフェクト対応のフルHDカメラ
気になる保証対象外の修理費用(税込)
- 本体交換 (13.5インチ): 96,140円 ~ 115,500円
- 本体交換 (15インチ): 101,640円 ~ 138,600円
- ディスプレイ修理 (13.5インチ): 93,940円
- ディスプレイ修理 (15インチ): 104,940円
クラムシェル型だからといって、修理費用が安いわけではありません。
特に15インチモデルのディスプレイ修理は10万円を超えてきます。持ち運ぶ機会が多いノートPCだからこそ、落下や衝撃のリスクは常に付きまといます。
Surface Go 4:最もポータブルな2-in-1
シリーズ最軽量・最小で、携帯性に優れたモデル。外出先での作業や、教育現場などでの活用に最適です。Intel® Processor N200を搭載し、前モデルよりもパフォーマンスが向上。手軽に持ち運べるSurfaceとして根強い人気があります。
主なスペック
- プロセッサ: Intel® Processor N200
- メモリ: 8GB
- ストレージ: 64GB, 128GB, 256GB (UFS)
- ディスプレイ: 10.5インチ PixelSense™ ディスプレイ
- 特徴: 約521gの軽量ボディ、最大12.5時間のバッテリー駆動、フルHDのフロント/リアカメラ
気になる保証対象外の修理費用(税込)
- 画面交換:58,000円〜
- 本体交換:63,000円〜
本体価格が他に比べて手頃な分、修理費用も少し抑えめです。しかし、それでも5万円以上の出費は決して安くはありません。「ちょっとした外出用に」と気軽に持ち運べるモデルだからこそ、うっかり落としてしまうリスクも高まると言えるでしょう。
こうして具体的な金額を見てみると、Surfaceの修理がいかに高額であるか、そして保証や保険による備えがいかに重要であるかがお分かりいただけたかと思います。では次に、具体的にどのような保証・保険の選択肢があるのかを詳しく見ていきましょう。

Surfaceの保証・保険を徹底比較!あなたに最適なプランはどれ?

Surfaceを守るための選択肢は、大きく分けて3つあります。
- 標準の「1年間限定保証」
- Microsoft公式の延長保証「Microsoft Complete」
- サードパーティー製の「モバイル保険」などのデバイス保険
それぞれに特徴があり、補償内容や料金も異なります。一つずつ丁寧に解説していきますので、ご自身の使い方や予算と照らし合わせながら、最適なプランを探してみてください。
基本中の基本!標準の「1年間限定保証」でカバーできること
すべての新しいSurfaceには、購入から1年間の「ハードウェア限定保証」と、90日間の「テクニカルサポート」が自動的に付帯しています。これは無料でついてくる、いわば初期装備のようなものです。
- 保証期間: 購入日から1年間
- 対象となる故障: 通常使用における製品の欠陥や不具合(自然故障)
- 対象外の故障: 落下、水濡れ、衝撃などによる偶発的な損傷(物損事故)、盗難、紛失など
- 料金: 無料(本体価格に含まれる)
この保証のポイントは、あくまで「何もしていないのに壊れた」というケースに対応するものだということです。例えば、「普通に使っていたら急に電源が入らなくなった」「キーボードの一部のキーが反応しなくなった」といった場合が対象となります。
しかし、冒頭でお話ししたような「コーヒーをこぼした」「落として画面が割れた」といった、ユーザーの過失による故障は一切カバーされません。日頃からどれだけ気をつけていても、”うっかり”は誰にでも起こり得ます。そのため、標準保証だけで安心しきってしまうのは、少し心許ないというのが正直なところです。
Microsoft公式の延長保証「Microsoft Complete」
標準保証の弱点である「物損事故」をカバーし、保証期間を延長してくれるのが、Microsoftが公式に提供している「Microsoft Complete」です。Apple製品におけるAppleCare+のような位置づけと考えると分かりやすいでしょう。
- 加入条件: Surfaceの購入と同時、または購入後45日以内
- 保証期間: 2年間、3年間、4年間から選択可能
- 対象となる故障: 自然故障 + 偶発的な損傷(落下、水濡れなど)
- 料金(2年間プランの例・税込):
- Surface Pro: 16,280円
- Surface Laptop: 19,580円
- Surface Go: 11,880円
- 自己負担金: 物損事故による修理・交換の際には、免責額(自己負担金)が必要。
- その他: テクニカルサポートも保証期間に合わせて延長される。
Microsoft Completeに加入する最大のメリットは、何と言っても「公式の安心感」です。メーカー自身が提供する保証なので、手続きがスムーズで、質の高いサポートが期待できます。物損事故を最大2回までカバーしてくれるため、「万が一の時」に対する備えとしては非常に強力です。
ただし、デメリットも存在します。まず、加入できる期間が「購入後45日以内」と非常に短いこと。購入時に加入を迷っているうちに、期限が過ぎてしまうケースも少なくありません。また、保証プランの料金に加え、実際に物損事故で修理する際には別途「自己負担金」が発生します。
そして何より、この保証はあくまで「その一台のSurface」しか守ってくれないという点が大きなポイントです。スマートフォンやタブレット、スマートウォッチなど、他の高価なデバイスを複数所有している場合、それぞれに同様の保証をかけると、トータルの費用はかなりの額になってしまいます。

第三の選択肢「モバイル保険」とは?
そこで登場するのが、さくら少額短期保険株式会社が提供する「モバイル保険」です。
これは、特定のメーカーに縛られず、様々な通信機器をまとめて補償してくれる、いわば「デバイス全般の保険」です。
- 加入条件:
- 新規取得した端末:取得日から1年未満
- 中古端末:販売店の3ヶ月以上の保証があれば加入可能
- 月額料金: 700円 (非課税)
- 補償対象: Wi-FiやBluetoothに接続可能なモバイル通信端末全般(ノートPC、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、携帯ゲーム機など)
- 補償台数: 最大3台まで登録可能
- 主端末1台:年間最大10万円まで補償
- 副端末2台:年間合計で最大3万円まで補償
- 補償内容: 外装破損、損壊、水濡れ全損、故障、盗難(紛失は保証対象外)
- 自己負担金: 0円(修理費用が補償金額内であれば)
モバイル保険の最大の魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンスと柔軟性です。月額わずか700円で、メインのSurface(主端末)を年間10万円まで、さらにスマートフォンやスマートウォッチなど(副端末)を2台、合計3万円まで補償してくれます。
Microsoft Completeのように加入期間が厳しく制限されておらず、購入から1年未満であればいつでも加入できるのも嬉しいポイントです。また、修理時の自己負担金がないため、補償額の範囲内であれば修理費用を全額カバーできます。
一方で、メーカー公式の保証ではないため、修理の手続きは一度自分で修理代金を立て替え、後から保険金を請求するという流れが基本になります。(※提携修理店でのキャッシュレスリペア制度もありますが、Surfaceは対象外です。)
比較表で一目瞭然!標準保証・Microsoft Complete・モバイル保険
言葉で説明しても少し複雑なので、ここで一度、それぞれの特徴を表にまとめてみましょう。
項目 | 標準1年保証 | Microsoft Complete (2年プラン例) | モバイル保険 |
月額換算料金 | 無料 | 約495円~約815円 (機種による) | 700円 |
保証期間 | 1年 | 2年~4年 | 契約期間中ずっと |
加入タイミング | 自動付帯 | 購入後45日以内 | 購入後1年未満 |
自然故障 | 〇 | 〇 | 〇 |
物損事故 | × | 〇 (免責あり/回数制限あり) | 〇 (自己負担なし) |
盗難 | × | × | 〇 (自己負担あり) |
補償対象台数 | 1台のみ | 1台のみ | 最大3台 |
年間補償上限 | 修理・交換費用 | 修理・交換費用 | 主端末10万円 / 副端末合計3万円 |
こうして比較してみると、それぞれのサービスの立ち位置が明確になります。
- 標準保証: 最低限の備え。物損事故のリスクは自腹でカバーする覚悟が必要。
- Microsoft Complete: Surface一台を徹底的に守りたい人向け。公式の安心感と手厚いサポートが魅力だが、コストは高め。
- モバイル保険: Surfaceだけでなく、他のデバイスもまとめてリーズナブルに守りたい人向け。圧倒的なコスパと柔軟性が強み。
Surfaceユーザーにモバイル保険をおすすめしたい理由

それぞれの保証・保険に良さがありますが、特に「複数のガジェットを愛用している」現代の私たちにとって、モバイル保険のメリットは非常に大きいと私は考えています。
月額700円で3台まで!圧倒的なコストパフォーマンス
もしあなたがSurfaceの他に、スマートフォンとスマートウォッチを持っていたとしましょう。
- Microsoft Complete でSurfaceを保護 (約16,280円/2年)
- AppleCare+ でiPhoneを保護 (プランによるが約25,000円/2年)
- AppleCare+ でApple Watchを保護 (プランによるが約12,000円/2年)
これだけで、2年間の合計費用は5万円を超えてきます。月額にすると2,000円以上です。
一方で、モバイル保険なら、これら3台をまとめて月額700円。年間でも8,400円です。2年間でも16,800円。その差は歴然です。もちろん、補償上限額の違いはありますが、「高額な修理費用の大部分をカバーできる」という安心感をこの価格で手に入れられるのは、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
Surface以外のデバイスもまとめて守れる安心感
モバイル保険の真価は、この「まとめて守れる」点にあります。
僕もかれこれ5年ほど加入しているのがモバイル保険になります。iPhone、Macbook、AppleWatchの3台を加入させており、やはり複数台を1つの保険でカバーできるのは楽ですし、高額なデバイスを持っている身からすれば安心材料になります。ゲーム機を持っている場合、ゲーム機を入れたりもできるので、幅広く保証してもらえるのにメリットを感じています。
Surfaceを主端末として登録すれば年間10万円までの補償が受けられます。これは、多くのモデルのディスプレイ修理費用や、一部モデルの本体交換費用をカバーできる金額です。そして、残りの2台の副端末枠で、毎日持ち歩くスマートフォンや、ぶつけやすいスマートウォッチを登録しておけば、それらの万が一の時にも備えることができます。
デバイスごとに保険を管理するのは手間ですし、トータルコストもかさみます。それを一つの契約で、月々ワンコイン+αで管理できる手軽さは、一度体験すると手放せなくなります。
修理時のキャッシュレスリペアにも対応
モバイル保険は基本的に修理費を立て替えて後から請求するスタイルですが、「キャッシュレスリペア」というサービスも提供しています。これは、モバイル保険が提携しているiCrackedにて修理を依頼することで、利用者は自己負担金なしで(補償範囲内の場合)、修理を受けられるというものです。
Surfaceは対象外ですが、スマホは多くの機種で対応しているので、オススメです。
これにより、「一時的にでも高額な修理費を払うのが厳しい…」という不安も解消されます。
Surfaceの保険選びでよくある質問(FAQ)
ここで、Surfaceの保険選びに関して、多くの方が疑問に思うであろう点をQ&A形式でまとめました。
- 購入から時間が経っていても保険に加入できますか?
-
はい、加入できる場合があります。Microsoft Completeは購入後45日以内と厳しいですが、モバイル保険は購入から1年未満の端末であれば加入対象となります。「購入時に保証をつけ忘れた」「最近になって故障が心配になってきた」という方でも安心です。
- 中古で購入したSurfaceでも保険に入れますか?
-
はい、条件付きで可能です。モバイル保険の場合、中古端末であっても、**携帯電話販売店などが提供する「3ヶ月以上の有償保証」が付いているものであれば加入できます。**フリマアプリなどの個人間売買で購入した端末は対象外となることが多いので注意が必要です。
- 修理に出すときの手続きは面倒ですか?
-
保険によって異なります。Microsoft CompleteはMicrosoftに直接連絡するため、比較的スムーズです。モバイル保険の場合は、まず保険会社に事故報告を行い、その後、メーカーや修理店で修理見積もり・修理を行います。修理完了後に領収書などを提出して保険金を請求します。最初は少し手間に感じるかもしれませんが、マイページからWebで完結できるため、慣れれば簡単です。
- 海外での故障も補償されますか?
-
モバイル保険の場合、日本国内で修理可能な製品であれば、海外で発生した事故による損害も補償の対象となります。ただし、保険金の請求や修理は日本国内で行う必要があります。旅行や出張が多い方にとっては心強いポイントです。
- バッテリーの劣化は補償の対象になりますか?
-
経年劣化によるバッテリー交換は、基本的にどの保険でも補償対象外となることがほとんどです。これは「故障」ではなく「消耗」と見なされるためです。ただし、バッテリーが膨張するなど、物理的な破損や故障を伴う場合は、補償対象となる可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、Surfaceが故障してしまった際の高額な修理費用と、それに備えるための保証・保険について詳しく解説してきました。
- Surfaceの修理費用は非常に高額。 特にディスプレイの破損は10万円を超えるケースも。
- 標準の1年保証だけでは、落下や水没などの「物損事故」はカバーできない。
- Microsoft Completeは公式の安心感が魅力だが、費用がかさみ、複数のデバイスは守れない。
- モバイル保険は月額700円で最大3台のデバイスをまとめて補償でき、コストパフォーマンスが非常に高い。
スタイリッシュで高性能なSurfaceは、決して安い買い物ではありません。だからこそ、一日でも長く、安心して使い続けたいと誰もが願うはずです。そのための「お守り」として、保険への加入は非常に有効な投資だと私は考えます。
もちろん、どの保険が最適かは、あなたのライフスタイルや、他にどんなデバイスを持っているかによって変わってきます。
ぜひ、今回の記事を参考に保険への加入を考えてみてはいかがでしょうか?