スマホ保険ラボの編集長D部長です。
「またこのスティック、勝手に動いてる…!」
「大事な場面でボタンが効かないなんて、最悪だ…!」
毎日夢中になって遊んでいるNintendo Switch。特に、本気でゲームに打ち込むならProコントローラー(プロコン)は欠かせない相棒ですよね。
しかし、そんなプロコンには、避けて通れない大きな問題があります。
そう、「故障のしやすさ」です。特にアナログスティックが勝手に入力される「ドリフト現象」は、多くのユーザーが経験する悩みの種。他にも、ボタンが埋まってしまったりなど、ある程度の故障は仕方ないのかもしれません。
でも、問題はその後です。いざ修理に出そうとすると、「え、保証期間って買った後の1年だけなの!?」と驚き、保証が切れた後の修理代金を見て「新品が買えちゃうくらい高い…」と愕然とする。
そんな経験をしたことはありませんか?
この記事では「プロコンの修理費用」から「購入時に入っていれば無料で修理ができる保証・保険サービス」を紹介します。
プロコンは消耗品?あまりにも多い故障の声

「プロコン 壊れやすい」と検索すると、同じような故障事例が多くヒットするはずです。
まるで消耗品かのように語られることも多いプロコンですが、具体的にどのような故障が多いのでしょうか。まずは、代表的な故障事例を見ていきましょう。
最も多い悩み「アナログスティックのドリフト現象」
プロコンの故障といえば、まず間違いなくこれが筆頭に挙がります。触ってもいないのに、キャラクターやカーソルが勝手に動き出す「ドリフト現象」。
繊細な操作が求められるゲームでは、これは致命的です。
特に、FPS/TPS(スプラトゥーンなど)やアクションゲームのように、スティックを激しく操作するゲームをプレイしていると、発生しやすいと言われています。
原因は、スティック内部のセンサーの摩耗や、削れた粉が内部に入り込むこと。構造上の問題とも言われており、完全に避けるのは難しいのが現状です。
ボタンが反応しない・戻ってこない
「いざという時に必殺技が出ない!」「ジャンプボタンが埋まって押せない!」なんて経験はありませんか?
AボタンやBボタンなど、使用頻度の高いボタンが反応しにくくなったり、押した後に戻ってこなくなったりするケースもよく報告されています。
これも、内部のラバーパッドの劣化や、隙間から入ったホコリやゴミが原因となることが多いです。
接続が切れる・充電ができない
ゲームに熱中している最中に、突然プロコンの接続が切れて操作不能に…。これもかなりストレスが溜まる症状です。また、USB-Cケーブルを繋いでも充電ができなくなったり、バッテリーの持ちが極端に悪くなったりするバッテリー関連のトラブルも少なくありません。
これらの症状は、あなただけが経験している特別なことではありません。多くのゲーマーが同じ悩みを抱えているのです。だからこそ、購入後の「保証」が非常に重要になってきます。
まずは基本!プロコンの任天堂の公式保証を徹底解説

プロコンを新品で購入すると、必ずついてくるのが任天堂の公式保証です。しかし、その内容を正しく理解している人は意外と少ないかもしれません。いざという時に慌てないよう、基本をしっかり押さえておきましょう。
保証期間は「購入日から1年間」
任天堂製品のメーカー保証は、購入した日から1年間です。これはプロコンも例外ではありません。
購入した際のレシートや納品書、保証書(外箱に印字されています)は、最低1年間は絶対に捨てずに保管しておきましょう。
この1年間の保証期間内に、正常な使用方法のもとで発生した故障(=自然故障)であれば、無償で修理または交換をしてもらえます。
保証の対象となる「自然故障」とは?
では、「自然故障」とは具体的にどういう状態を指すのでしょうか。簡単に言えば、「普通に使っていたのに、製品自体の問題で壊れてしまった」場合です。
・アナログスティックのドリフト現象
・ボタンが反応しない、効きが悪い
・突然、電源が入らなくなった(落下や水没はしておらず、自然故障の範囲)
上記のような、製品内部のパーツの不具合や初期不良などがこれに当たります。
【重要】保証の対象外となるケース
一方で、いくら保証期間内であっても、以下のようなケースは保証の対象外となり、有償修理扱いになってしまいます。
・落下、衝撃、圧力などによる破損(物損)
・水濡れ、液体(ジュースなど)をこぼしたことによる故障(水没)
・ユーザー自身による分解や改造
・保証書や購入証明(レシート等)がない場合
・中古で購入した場合(前の所有者から1年経過している場合)
ゲームに熱中していると、ついつい力が入ってコントローラーを落としてしまったり、近くに置いていた飲み物をこぼしてしまったり…なんてアクシデントは、誰にでも起こり得ますよね。
しかし、残念ながらこれらの「うっかりミス」による故障は、任天堂の公式保証ではカバーされないのです。これが最大の注意点です。
保証期間外の修理代金はいくら?
「じゃあ、保証が切れた後や、保証対象外の故障の場合はどうなるの?」 その場合は、もちろん有償での修理となります。気になる修理代金ですが、任天堂の公式サイトで公開されている「修理の参考価格」を見てみましょう。
修理箇所 | 参考価格(税込) |
アナログスティック | 4,290円 |
各ボタン、バッテリー | 4,290円 |
通信機能、振動機能 | 4,290円 |
落下や破損など | 4,950円 |
※上記はあくまで参考価格であり、複数の箇所が故障している場合は料金が加算される可能性があります。
※2025年8月時点
いかがでしょうか。最も多いスティックの故障でも、4,290円(税込)かかります。新品のプロコンが7,678円(税込)なので、新品価格の半分以上が修理代に消えてしまう計算です。
場合によっては、送料なども加わるため、さらに高額になることも。
これなら「いっそ新しいのを買った方がマシかも…」と考えてしまう金額ですよね。でも、そう何度も買い替えられるほど安いものでもありません。
公式保証だけでは不安…他の選択肢はある?

1年間の自然故障しか保証されない公式保証。これだけでは心もとない、と感じるのが正直なところでしょう。では、他にプロコンを守る方法はないのでしょうか。いくつか考えられる選択肢を見てみましょう。
1. 家電量販店の延長保証
ヨドバシカメラやビックカメラなど、大手家電量販店では、購入金額の数%を支払うことで加入できる独自の延長保証サービスを提供しています。
- メリット: メーカー保証が切れた後も、2年目、3年目と自然故障を保証してくれる。
- デメリット:
- 多くの場合、物損(落下・水濡れ)は対象外。
- 保証の対象は、その店で購入したその商品1つだけ。
- 購入時にしか加入できない。
自然故障に対する保証期間を延ばせるのは魅力ですが、プロコンで最も怖い「うっかりミス」による物損がカバーされないのは大きな弱点です。
2. クレジットカードの付帯保険(ショッピング保険)
特定のクレジットカードには、そのカードで購入した商品が破損・盗難に遭った際に補償してくれる「ショッピング保険(ショッピングガード保険)」が付帯していることがあります。
- メリット: カードによっては無料で付帯しており、物損も補償対象になる場合がある。
- デメリット:
- 補償期間が購入から90日〜180日など、非常に短い。
- 3,000円〜10,000円程度の自己負担額(免責金額)が発生することが多い。
- 補償の適用条件が厳しい(リボ払いや分割払いでの購入が条件など)。
購入直後の故障には有効かもしれませんが、プロコンが壊れやすいのは、むしろ長期間使い込んだ後。補償期間の短さを考えると、メインの保証として頼るのは難しいでしょう。
ご覧の通り、どちらも一長一短。特に「物損」という最大の弱点をカバーするには至りません。

プロコンも入れる「モバイル保険」という選択肢

「モバイル保険?スマホの保険でしょ?プロコンは関係ないんじゃ…」 そう思った方も多いかもしれません。
しかし、このモバイル保険こそが、プロコンをはじめとするゲーマーの愛機を守るための、非常に強力な味方になってくれるのです。
モバイル保険は、月額700円で、あなたが所有するWi-FiやBluetoothに繋がるモバイル通信端末を3台までまとめて補償してくれるサービスです。
そして、ここが最も重要なポイントですが、モバイル保険は任天堂の公式保証ではカバーされない「落下」や「水濡れ」といった物損による故障、そしてもちろん「自然故障」もしっかりと補償してくれます。
なぜプロコンに「モバイル保険」が最強におすすめなのか?
数あるガジェット保険の中で、なぜ私がここまでモバイル保険をプロコンユーザーにおすすめするのか。その理由は、ゲーマーにとって嬉しいメリットが満載だからです。
理由1:落下・水没・破損!あらゆる「うっかり」をカバー
最大のメリットは、やはり補償範囲の広さです。 先ほども述べた通り、公式保証では対象外となる「物損」や「水没」による故障を、モバイル保険はしっかりとカバーしてくれます。
白熱したバトルで、思わずコントローラーを床に落としてしまった!
ゲーム中にジュースを、うっかりプロコンの上にこぼしてしまった!
子どもが遊んでいて、投げて壊してしまった!
ゲーマーなら「あるある」な、こんな悲劇的なアクシデントが起きても、モバイル保険に入っていれば安心です。
修理費用が補償されるので、「また壊しちゃった…」という精神的なダメージと経済的なダメージの両方を和らげることができます。
理由2:月額700円で3台まとめて!コスパが圧倒的に良い
モバイル保険は、月額たったの700円(非課税)で、3台の端末を登録できます。
- 主端末1台:スマートフォン、タブレットなど
- 副端末2台:プロコン、Nintendo Switch本体、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチなど
そう、プロコンは「副端末」として登録することができるのです。 例えば、あなたがiPhoneユーザーなら、
- 主端末:iPhone
- 副端末1:プロコン
- 副端末2:Nintendo Switch本体 or AirPods
という組み合わせで、月々たった700円で3台すべてに保険をかけられます。
プロコンのためだけに月700円と考えると少し高いと感じるかもしれませんが、毎日使う高価なスマホや、他のゲーム機、ガジェットも一緒に守れると考えれば、そのコストパフォーマンスの高さは圧倒的です。個別に保険をかけるよりも、ずっと安く、管理も楽になります。
最近、発売されたSwitch2を手に入れた人は本体も保険に入れてしまうのもオススメです。
【D部長の体験談】 実を言うと、僕もかれこれ5年ほどモバイル保険に加入しています。現在は「iPhone」「MacBook Air」「Apple Watch」の3台を登録させていますが、高価なデバイスを複数台持っている身からすると、この「3台まとめて」という仕組みは本当にありがたいです。
1つの保険でカバーできるので管理が楽ですし、何より「もしも」の時の安心感が違います。以前、友達の子どもがゲーム機を落として画面を割ってしまった際に、この保険を使って修理していました。スマホだけでなく、ゲーム機やPCも登録できるこの柔軟性の高さに、大きなメリットを感じています。

理由3:年間最大10万円までの手厚い修理費用補償
モバイル保険の補償金額は以下の通りです。
- 主端末:年間最大10万円まで
- 副端末:2台合計で年間最大3万円まで
プロコンは副端末での登録になるので、年間で最大3万円までの修理費用が補償されます。 先ほど見たように、プロコンの修理代は高くても5,000円程度。3万円の補償枠があれば、年に数回壊してしまったとしても、十分にカバーできる計算になります。
万が一、修理不能と判断された場合でも、主端末なら25,000円、副端末なら7,500円のお見舞金が支払われるのも心強いポイントです。(※副端末のお見舞金は、修理費用補償と合わせて上限3万円)
プロコンが7,678円(税込)なので、修理不能でもお見舞金でほぼ新品が買えてしまう計算になりますね。
【徹底比較】任天堂公式保証 vs モバイル保険 結局どっち?

ここまで解説してきた内容を元に、「任天堂公式保証」と「モバイル保険」を比較してみましょう。あなたがどちらを選ぶべきか、きっと見えてくるはずです。
比較表
項目 | 任天堂公式保証 | モバイル保険 |
月額料金 | なし(製品価格に込み) | 700円(非課税) |
対象機器 | プロコンのみ | スマホなど3台まで(プロコンは副端末) |
保証期間 | 購入から1年間 | 加入中ずっと |
補償範囲 | 自然故障のみ | 自然故障、破損、水濡れ、盗難、修理不能 |
補償金額 | 修理代金実費(無償) | 主端末:最大10万円/年 副端末:合計最大3万円/年 |
自己負担額 | 0円(保証対象内) | 0円 |
お見舞金 | なし | あり(修理不能時) |
加入条件 | 新品購入時に自動付帯 | 購入から1年未満の端末 |
モバイル保険に加入する前に知っておきたい注意点
これだけメリットの多いモバイル保険ですが、もちろん万能ではありません。加入してから「知らなかった!」と後悔しないために、いくつか注意点も正直にお伝えします。
- 登録できるのは「購入から1年未満」の端末のみ これが最大の注意点です。モバイル保険に登録したいプロコンは、新品で購入してから1年未満である必要があります。中古で購入したものや、購入から1年以上経過したものは登録できません。「壊れそうだから」と思ってからでは遅いのです。プロコンを購入したら、なるべく早く加入を検討するのがおすすめです。
- バッテリーの劣化は補償対象外 これは多くの保険で共通ですが、経年劣化によるバッテリーの性能低下(持ちが悪くなるなど)は補償の対象外となります。あくまで突発的な故障に対する保険だと考えましょう。
- 一時的な修理費用の立て替えが必要な場合がある 「キャッシュレスリペア」に対応している提携修理店以外で修理した場合、一度ユーザーが修理代金を支払い、後から保険金を請求する形になります。任天堂に修理を依頼する場合は、この立て替え払いになります。とはいえ、後から全額戻ってくるので、最終的な金銭的負担はありません。
よくある質問:FAQ
- プロコンで一番多い故障は何ですか?
-
最も多く報告されているのは、アナログスティックを触っていないのにキャラクターやカーソルが勝手に動く「ドリフト現象」です。
その他、ボタンが反応しなくなったり、押したまま戻らなくなったりする故障も多くみられます。 - 新品で購入したプロコンの保証期間はいつまでですか?
-
任天堂の公式メーカー保証は、購入日から1年間です。
購入日がわかるレシートや納品書、外箱の保証書は必ず保管しておきましょう。 - メーカー保証では、どんな故障でも無料で修理してもらえますか?
-
いいえ、保証の対象は「自然故障」のみです。自然故障とは、普通に使っていて製品自体の問題で発生した不具合(ドリフト現象、ボタンの反応不良など)を指します。 コントローラーを落とした、水をこぼした等の「物損」や「水濡れ」による故障は保証対象外となり、期間内でも有料修理になります。
- プロコンを「モバイル保険」で補償するメリットは何ですか?
-
大きなメリットは以下の3つです。
- 落下・水濡れも補償: メーカー保証では対象外の「うっかりミス」による故障もカバーできます。
- 圧倒的なコスパ: 月額700円でスマホや他のゲーム機など3台まとめて補償できます。
- 手厚い補償: プロコン(副端末)は年間最大3万円までの修理費用が補償されます。修理不能でもお見舞金(7,500円)が出るため、新品購入の足しにできます。
まとめ
今回は、プロコンの保証期間と、より安心してゲームライフを楽しむための保険について徹底的に解説してきました。
- プロコンは壊れやすく、特にスティックのドリフト現象は多発する
- 任天堂の公式保証は購入から1年間で、自然故障しかカバーできない
- 保証外の修理は4,000円以上かかり、新品を買うのと大差ない場合も
- 落下や水没などの「物損」までカバーしたいなら『モバイル保険』が最適解
結論として、私はプロコンとSwitch本体を含め、を愛用するすべてのゲーマーに「モバイル保険」への加入を強くおすすめします。
もちろん、物を丁寧に扱う自信があり、「1年間の公式保証だけで十分」という方もいるでしょう。
しかし、ゲームに熱中している時のアクシデントは、どれだけ気をつけていても起こってしまうものです。
最高のゲーム環境を手に入れるために、ぜひ「モバイル保険」を検討してみてはいかがでしょうか。