スマホ保険ラボの編集長D部長です。
スマートフォンは仕事でもプライベートでも手放せない存在になっています。毎日持ち歩くからこそ、落下・水没・盗難といったトラブルは誰にでも起こりえます。
いざトラブルが起きると、精神的なショックだけでなく、修理費や買い替え費用という金銭的な負担も重くのしかかります。そこで多くの方が検討するのが「スマホ保険」です。
スマホ保険にはキャリアが提供するサービスと、独立系の保険会社が提供するものがあります。auユーザーなら「故障紛失サポート」を勧められた経験があるはず。一方で近年注目を集めているのが、さくら少額短期保険の「モバイル保険」です。
今回は、「au「故障紛失サポート」とモバイル保険を補償内容・料金・使い勝手の観点から徹底比較」します。どちらが自分に合っているか、判断材料にしてください。
この記事では2026年時点の最新情報をもとに、au「故障紛失サポート」とモバイル保険を比較しています。
auの「故障紛失サポート」とは?

auが提供する「故障紛失サポート」は、スマホ購入時に加入を案内されることが多い、キャリア公式の補償サービスです。知名度が高い分、内容を深く確認しないまま加入しているケースも少なくありません。まず補償内容をしっかり確認しておきましょう。
主なサービス内容
最大の特徴は、故障・破損・紛失・盗難が起きたとき、同一機種・同一色の交換用端末(リフレッシュ品)を届けてもらえる「交換用携帯電話機お届けサービス」です。最短で当日中、原則は申し込み翌日に届きます。
東京23区・大阪市全域では申し込み後3時間以内の配送に対応。関東・関西・中部は正午まで、九州は午前11時までの申し込みで最短当日中に届きます。
月額利用料の目安
月額料金は端末の発売時期や機種によって異なります。2026年時点ではおおよそ月額700円〜1,000円以上が目安で、最新機種ほど高くなる傾向があります。加入前に自分の端末の料金を必ず公式サイトで確認してください。
加入や利用時の注意点
月額料金を払い続けていても、実際に交換を申し込む際には別途自己負担額が発生します。元記事などで「3,300円」と記載されているケースを見かけますが、現在は初回5,500円・2回目以降8,800円が正しい金額です。
スマ子リフレッシュ品って、新品じゃないんですよね?
編集長そうです。リフレッシュ品は外装カバーやバッテリーを新品に交換し、品質チェック・初期化した端末です。新品ではないものの、品質基準はしっかりしています。「新品でないと嫌」という方は、その点を考慮した上で判断してください。
さくら少額短期保険が提供するモバイル保険とは?

次に、さくら少額短期保険が提供する「モバイル保険
」について見ていきましょう。ここ数年で利用者が急増している独立系のスマホ保険です。
主なサービス内容

月額保険料
月額700円(非課税)の定額制です。端末の種類や台数で金額が変わらないため、複数のガジェットを持っている人ほどコスパが上がります。
実際に使って感じること
私自身もモバイル保険を利用しています。スマホとタブレットの2台持ちや、スマホ+ノートPCという組み合わせで使う人には、特にコスパの高さを感じられるはずです。
私の身近にも、ニンテンドースイッチを含む3台をモバイル保険でまとめて補償している人がいます。「ゲーム機は意外と落としたりぶつけたりしやすい。補償があると心持ちが全然違う」とのこと。ゲーム機のリスクが気になる方はこちらの記事も参考にどうぞ。
スマ子モバイル保険って、紛失しても補償してもらえますか?
編集長これは重要なポイントです。モバイル保険は盗難は補償対象ですが、置き忘れや紛失は対象外となっています。「なくしやすい」という方は、紛失補償がある他のサービスとの比較も検討してみてください。

au「故障紛失サポート」とモバイル保険の比較表
2つのサービスの違いを表にまとめました。自分の利用スタイルに照らし合わせて確認してみてください。
| 項目 | au「故障紛失サポート」 | モバイル保険 |
|---|---|---|
| 月額料金 | 端末により異なる(目安:700〜1,000円以上) | 700円(非課税) |
| 補償範囲 | 故障、破損、紛失、盗難 | 外装破損、破壊、水没、故障、盗難(紛失・置き忘れは対象外) |
| 補償金額 | 交換用携帯電話機を提供 | 修理費用を年間最大10万円まで補償 |
| 補償端末数 | 1台 | 最大3台(主端末1台+副端末2台) |
| 自己負担額 | 初回5,500円/2回目以降8,800円 | なし(0円) |
| 補償回数 | 12ヶ月間で2回まで(with Cloudは3回) | 無制限(年間上限10万円) |
| 修理不能時 | 交換品(リフレッシュ品)を提供 | 主端末最大25,000円・副端末最大7,500円を支給 |
| 加入タイミング | 新端末購入時のみ | いつでも加入可(端末取得から1年以内が原則) |
| その他の特徴 | 最短3時間・当日配送対応 | いつでも解約可能 |
au「故障紛失サポート」の自己負担額は、一部古いサイトで「3,300円」と記載されていますが、現在は初回5,500円・2回目以降8,800円が正しい金額です。加入前に公式サイトで必ず確認しましょう。
auの保険とモバイル保険どちらがお得?選ぶポイント

「どちらがお得か」は一概に言えませんが、自分の使い方に照らし合わせると判断しやすくなります。
①複数のデバイスを持っているか
スマホ以外にタブレット・ノートPC・ゲーム機なども持っていて修理費が気になるなら、1契約で3台まとめて補償できるモバイル保険が有利です。
②紛失・盗難時にすぐ代替機が必要か
仕事でスマホを使い、一刻も早く端末を確保したい場合はau「故障紛失サポート」一択です。最短3時間配送はキャリアサービスならではの強みです。
③1年に何度も壊すリスクがあるか
子どもがタブレットを使う家庭や、スマホを落としがちな方は、回数無制限のモバイル保険の方が安心です。auの補償は年2回(with Cloudは3回)で上限に達します。
④自己負担額のコストをどう見るか
auの場合、月額料金に加えて補償を使うたびに5,500円〜8,800円の自己負担が発生します。モバイル保険は月額700円固定で自己負担ゼロ。年間トータルコストで比較することをおすすめします。

auの保険とモバイル保険:それぞれに向いている人
au「故障紛失サポート」が向いている人
モバイル保険が向いている人
スマホ保険:よくある質問
- auの「故障紛失サポート」とモバイル保険の大きな違いは何ですか?
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もっとも大きな違いは補償回数・対象台数・自己負担額の3点です。au「故障紛失サポート」は12ヶ月で2回まで(with Cloudは3回)、1台ごとの契約が必要で、補償利用時に自己負担額(初回5,500円〜)が発生します。一方のモバイル保険は年間10万円の範囲で回数無制限、1契約で3台まで補償でき、自己負担ゼロです。
- 紛失・盗難時の素早い対応を重視するなら、どちらの保険を選ぶべき?
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紛失・盗難でとにかく早くスマホを使えるようにしたい場合は、auの「故障紛失サポート」が向いています。最短3時間・当日中配送という対応の速さはキャリアサービスならではです。なお、モバイル保険は盗難は対象ですが置き忘れ・紛失は補償対象外となる点も覚えておいてください。
- モバイル保険では、修理不可能なほど壊れてしまった場合はどうなるの?
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修理不能と診断された場合、主端末は最大25,000円、副端末は最大7,500円まで保険金が支払われます。高額なスマホの場合は買い替え費用の一部に充てられる形になりますが、全額はカバーされないケースが多いため、その点は把握しておきましょう。
- auの「故障紛失サポート」とモバイル保険、どちらがお得なのかはどう判断すればいい?
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「端末の所有台数」と「必要な補償内容」で判断するのがシンプルです。スマホ1台のみで素早い代替機確保を優先するならau「故障紛失サポート」、複数デバイスをまとめて補償したい・年に複数回修理する可能性があるならモバイル保険が向いています。年間トータルコスト(月額×12ヶ月+自己負担額)で比較することをおすすめします。
まとめ
au「故障紛失サポート」とモバイル保険には、それぞれはっきりとした得意分野があります。
・スマホ1台をauで使っていて、紛失・盗難時の素早い代替機確保を最優先にするなら → au「故障紛失サポート」
・複数のデバイスを持っていて、年間トータルコストを抑えつつ回数制限なく使いたいなら → モバイル保険
最近のスマホは10万円を超える機種も珍しくなく、タブレットやPCも合わせると万が一の出費はかなり大きくなります。「自分に必要な補償はどの程度か」を冷静に整理した上で、月額料金・自己負担額・補償回数を比較して選んでください。
キャリアの補償サービスだけでなく、モバイル保険のような独立系の保険も含めて検討することで、ライフスタイルに合った最適な選択ができるはずです。
