こんにちは!
スマホ保険ラボの編集長D部長です。
スマートフォンは日常生活において欠かせない存在となりました。
電話やメールだけでなく、SNSや動画視聴、キャッシュレス決済、さらにはテレワークやオンライン会議など、あらゆるシーンで活躍しています。
そんな中、多くのユーザーが選択肢のひとつとして検討しているのが、NTTドコモが提供する「ahamo(アハモ)」という格安プランです。月額基本料金の安さ、シンプルなプラン構成、大容量データ通信など、非常に魅力的な特徴がそろっています。
編集長 D部長も数年、ahamoの愛用者です。
このようなキャリアが提供する回線の1つのプランとして保証サービスがあります。
もしものトラブルに備えて「携帯補償サービス」や「スマホ保険」に加入するかどうかは、悩ましい問題といえるでしょう。
とりわけahamoでは、独自の補償サービス(ドコモの携帯補償サービスをベースにしたもの)を利用可能ですが、加入する必要があるのかどうか、ほかのスマホ保証サービスと比べてどれだけお得なのか、判断に迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ahamoの携帯補償サービスの詳細やメリット・デメリットを深掘りしつつ、他社のスマホ保証サービスと比較していきます。
ahamoの携帯補償サービスの概要・特徴

サービス提供元と対象ユーザー
ahamoの携帯補償サービスは、NTTドコモが提供しているサービスをahamo向けに適用させたものです。そのため、基本的な補償内容はドコモユーザーが利用している「ケータイ補償サービス」と類似しており、ドコモならではのサポート体制やノウハウが活かされています。
対象となるのは、ahamoで端末を購入して補償サービスに加入したユーザーです。たとえば、ahamoに乗り換えのタイミングで端末もあわせて購入した場合や、すでにドコモで購入した端末を利用し続ける場合でも、条件を満たせば引き続き補償を受けられるケースがあります。詳細は公式サイトや利用規約を確認してください。
幅広い補償範囲
ahamoの携帯補償サービスは、故障、水濡れ、全損、盗難・紛失など、多岐にわたるトラブルに対応しているのが大きな特徴です。具体的には、以下のような事例で補償を受けられます。
- うっかりスマホを落として画面が割れた
- 水回りでスマホを使用していたら誤って水没させてしまった
- 何らかの原因でスマホが起動しなくなった
- 外出先でスマホを紛失した、あるいは盗難にあってしまった
ただし、軽微な傷や汚れ、通常使用によるバッテリー消耗などは補償対象外となります。また、故意や重大な過失が認められる場合、補償の適用が制限されることもあるため注意が必要です。

代替えスマホの貸し出し
万が一、トラブルが起きてスマホが使用不能になった場合、交換電話機(リフレッシュ品)を迅速に提供してもらえる点は大きなメリットです。
通常であれば翌日~2日以内に届けられ、主要都市など一部の地域では当日中に受け取りが可能なケースもあります。スマホが使えない期間を最小限に抑えられるのは、特にビジネスや緊急連絡が多い方にとって安心材料となるでしょう。
利用回数と負担金
ahamoの携帯補償サービスは、1年間に最大2回まで補償を利用できる仕組みです。月額料金は利用端末の機種によって異なり、363円〜1,100円程度が目安とされています(詳しくはプランや端末により異なる場合があります)。
また、実際に補償を受ける段階では、利用時の負担金(約5,500円〜12,100円前後)が発生する点にも注意しなければなりません。さらに、WEBやahamoアプリから手続きを行うと、利用時の負担金が一定割合(約10%程度)割り引かれるキャンペーンを実施しているケースもあるため、賢く活用したいところです。
初回31日間無料
補償サービスに加入した場合、初回31日間は無料で利用できます。実際にサービスの利便性を試しながら、自分の使い方に合っているかどうかを判断できるのは大きなメリットといえるでしょう。ただし、31日間以降は通常料金がかかるため、継続するかどうかは早めに判断する必要があります。
ahamo携帯補償サービスのメリット・デメリット

補償サービスを利用する上で、メリットとデメリットをしっかり把握しておくことが大切です。自分のスマホの利用状況やライフスタイルに照らし合わせて、加入の是非を検討しましょう。
ahamoのメリット
- ドコモならではの充実サポート
ahamoはドコモのサブブランド的な位置づけですので、故障時の窓口や問い合わせ先などはドコモのインフラを利用できます。オペレーター対応や店舗サポートも期待でき、安心して利用できる点が魅力です。 - 迅速な交換端末の手配
スマホが突然使えなくなると、多くの方にとって生活や仕事に支障が出る可能性があります。ahamoの携帯補償サービスなら、迅速にリフレッシュ品を取り寄せできるため、スマホ不通期間を最小限に抑えられます。 - 幅広いトラブルに対応
故障や破損、水濡れ、盗難・紛失など、一般的に起こりやすいトラブルはひと通りカバーされます。よほど特別な状況でなければ、ほとんどのリスクに対して安心感を得られるでしょう。 - 初回31日間無料
加入後すぐに「やはり必要ないかも」と感じた場合でも、費用負担なく試して見極めできる期間が用意されているのは良心的といえます。
ahamoのデメリット
- 月額料金と利用時の負担金
スマホの保険というと、「入っていれば完全に無料になる」というイメージをもつ人もいるかもしれませんが、実際は月額料金+利用時の自己負担金がかかります。スマホを落としたり破損させたりするリスクが低い方にとっては、コストパフォーマンスが悪い可能性があります。 - 年間利用回数の制限
1年間に2回までしか補償サービスを利用できないため、多発的にトラブルが起きた場合にはカバーしきれない場合があります。よくスマホを紛失したり壊してしまったりするタイプの方は注意が必要です。 - 加入条件の制限
ahamoで購入した端末が対象になるなど、加入条件に制限があるケースもあります。また、すでに持ち込み端末を利用している場合は適用外になることがあるので、事前の確認が必須です。
他のスマホ保証サービスとの比較

ahamoの携帯補償サービスの良し悪しを見極めるためには、ほかのスマホ保証サービスとの比較も大切です。
特に、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の補償オプションや、独立系のスマホ保険、Apple公式のAppleCare+など、サービスの選択肢は豊富に存在します。
大手キャリアの保証サービス
auの故障紛失サポート
- au端末を利用中のユーザー向けに故障・水濡れ・盗難・紛失時のサポートを提供
- 交換用端末の提供や修理代補助など
- ただし、キャリア乗り換え時に自動解約となるため、継続利用ができない点には注意が必要
ソフトバンクのあんしん保証パック
- 端末の破損・故障・水濡れ・盗難に幅広く対応
- ソフトバンクユーザー向けにサポートが充実
- 乗り換え時にはサービス終了となる可能性大
ドコモのケータイ補償サービス
- ahamoと同じくドコモのネットワークや店舗が利用可能
- 従来のドコモユーザーからahamoへの移行の場合、条件によって補償を継続しやすい場合がある
- 月額料金や利用時負担金は端末や契約形態に応じて異なる
民間のスマホ保険
モバイル保険(さくら少額短期保険)
- 月額約700円で最大3台まで補償可能
- スマホに限らず、タブレットやノートPC、モバイルWi-Fiなど多様なデバイスもカバー
- 家族で複数台持っている場合や、スマホだけでなく様々なガジェットを保有している方にはコスパが良い
- 補償内容は故障・破損・盗難など幅広いが、詳細規定には注意
スマホ保険(ニッセイプラス など)
- 月額200円程度から加入可能なプランがある
- 新品・中古端末を問わず補償対象となるケースが多い
- 利用回数や補償額の上限がプランによって細かく決まっているため、契約時には必ずチェックが必要
AppleCare+(iPhoneユーザー向け)
- Apple公式の保証サービスであり、純正修理やサポートが受けられる
- 修理費用を大幅に軽減できる可能性があるが、サービス料は比較的高額
- 画面破損以外にもバッテリー交換やその他不具合に対して安心度が高い
- ただし、月額料金+自己負担金の合計コストが高くなりがちで、そこまでリスクを感じないユーザーには割高になるかもしれない
オススメはモバイル保険
僕もかれこれ5年ほど加入しているのがモバイル保険
になります。
iPhone、Macbook、AppleWatchの3台を加入させており、やはり複数台を1つの保険でカバーできるのは楽ですし、高額なデバイスを持っているので、保険に入っていれば安心を買うことができます。
ゲーム機を持っている場合、ゲーム機を入れたりもできるので、幅広く保証してもらえるのにメリットを感じています。
主端末は修理費用を最大10万円まで、修理不能や盗難の場合も最大25,000円まで補償。残り2台の副端末は最大3万円までの修理費用、修理不能や盗難の場合も最大7,500円まで補償してくれます。
ちなみにですが、AppleユーザーはAppleの正規店で修理しても、明細書などを発行し提出すれば補償対象となります。
補償金額も十分なので、個人的にはかなりオススメです。
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どのような人にスマホ保険はおすすめ?

スマホ保険や補償サービスを選ぶ際は、単に「トラブル時に補償してくれるかどうか」だけでなく、自分の利用スタイルや端末の特性、家族構成などを総合的に考慮する必要があります。
故障リスクが高いユーザー
- スマホを屋外で頻繁に使う、仕事の現場で落下や水濡れリスクがある
- お子さんがスマホを使う機会が多く、誤操作や落下のリスクが高い
- 常に最新の高額スマホを使っていて、修理費が高額になりがち
こういったケースでは、ahamoの携帯補償サービスをはじめとするキャリアの補償や、修理費補助が手厚い民間のスマホ保険を積極的に検討する価値があります。
複数台のデバイスをカバーしたい
- スマホ以外にもタブレットやノートPC、モバイルルーターなどを所有し、それらも含めて補償が欲しい
- 家族全員分のスマホをまとめて補償できればコストが下がる
そんな場合は、モバイル保険
のように1契約で複数デバイスに適用できる保険が有力候補となるでしょう。
iPhoneを長く使いたい
- iPhoneユーザーで、もしもの際には確実にApple正規店で修理・交換を受けたい
- バッテリー交換も視野に入れて純正サービスを希望する
この場合は、AppleCare+が最も安心感が高いです。ただし、月額料金と自己負担金がトータルで割高になる可能性もあるため、利用回数やリスクを考慮してから加入しましょう。
端末を大事に使う人
- スマホを落とすことがほとんどなく、過去に故障経験もない
- コストを可能な限り抑えたい
こうしたユーザーは、そもそも補償サービスが不要な場合もあります。自己責任で使い続けるか、クレジットカード付帯の保険サービスなど、低コストまたは無料でついてくる補償を活用する方法も検討してみましょう。

スマホ保険を選ぶ際の注意点
スマホ保険や携帯補償サービスの契約前に、以下のポイントをチェックしておくと失敗しにくくなります。
- 月額料金と負担金の総コスト
月々支払う保険料に加えて、実際に修理や交換を行うときに負担金がどの程度かかるのか、トータルコストを把握しましょう。 - 利用可能回数や補償限度額
1年間でどのくらい利用できるか、または1回あたりどれだけの金額を補償してもらえるかを確認する必要があります。高額スマホの場合は特に、修理代が上限を超える可能性もあります。 - 補償対象外の条件
軽微な傷やバッテリー劣化、経年劣化は補償されないことが多いです。また、故意や重大な過失があると認められた場合、補償金が受け取れないこともあります。 - 契約期間・解約方法
途中解約したい場合に違約金が発生するかどうかや、プラン変更が可能かどうかも大事な要素です。 - サービス対応のスピードと利用のしやすさ
トラブル発生時にはすぐにスマホが必要になることも多いでしょう。サポート窓口の対応品質や交換端末が届くまでの速度は、思った以上に重要です。
保険サービス比較表
最後に、主要なスマホ保険・補償サービスをメリット・デメリットとあわせて比較表でまとめました。あくまで一般的な例示であり、実際の詳細は各社の公式サイトでご確認ください。
サービス名 | 月額料金目安 | 利用時負担金目安 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
ahamo 携帯補償サービス | 363〜1,100円程度 | 約5,500円〜12,100円前後 | ・ドコモのサポート対応が受けられる ・迅速な交換端末提供 ・初回31日間無料 | ・1年間で利用可能回数2回 ・比較的高額な端末は月額料金が上がる ・自己負担金もやや高め |
au 故障紛失サポート | 約400〜1,000円程度 | 5,000円〜12,000円前後 | ・au利用者向けに安心サポート ・幅広いトラブル補償 | ・乗り換え時は自動解約 ・利用時に一定の自己負担金が必要 |
ソフトバンク あんしん保証パック | 約500〜1,000円程度 | 3,000円〜10,000円前後 | ・ソフトバンクショップでのサポートが受けられる ・故障・水濡れ・紛失・盗難への幅広い対応 | ・乗り換え時は自動解約 ・端末によって月額料金が変動 |
ドコモ ケータイ補償サービス | 約330〜1,100円程度 | 3,300円〜12,100円前後 | ・ドコモショップでのサポート ・ahamo移行時に継続利用できる場合がある | ・補償内容は端末や契約プランによる ・自己負担金が一定以上かかる |
モバイル保険 | 約700円 | 0〜端末価格上限まで | ・最大3台のデバイスを補償 ・スマホ以外のモバイル端末も対象 ・家族で複数台利用ならコスパ良好 | ・月額が若干高めに感じる場合あり ・補償適用には一定の条件あり |
スマホ保険(ニッセイプラス等) | 200円〜/月程度 | 修理実費の一部~上限設定 | ・格安プランが豊富 ・中古端末OK ・補償回数や補償範囲を選べる | ・プランごとに補償金額や利用回数が細かく異なる ・必要な範囲をしっかり見極める必要 |
AppleCare+ | iPhoneごとに異なる | 3,400円〜(修理・交換時) | ・純正修理で安心感が高い ・バッテリー交換なども割引き料金で可能 ・Apple Storeや正規サービスプロバイダで対応 | ・月額・一括料金ともに高め ・トータルコストが大きくなりがち ・iPhone以外の端末は対象外 |
この表をベースに、ご自身のスマホの利用状況や家族構成、複数端末の所有状況などを考慮すると、どの保険が最適かが見えてきます。
スマホ保険:FAQ
- ahamoの携帯補償サービスでは、どんなトラブルが補償されるの?
-
故障、水濡れ、画面割れ、全損、盗難・紛失などがカバーされる。ただし、バッテリー劣化や軽微な傷などは対象外になることが多い。
- ahamo携帯補償サービスとモバイル保険はどちらがいい?
-
ahamoはドコモのサポートを受けられ、交換端末を素早く手配できる。モバイル保険はスマホ以外のガジェットや家族複数台をまとめて補償でき、コスパが良い場合もある。自分の使い方に合わせて選ぶと良い。
- ahamo携帯補償サービスは修理や交換が無料になるの?
-
月額料金に加え、修理・交換時には自己負担金が必要。完全無料ではない点には注意が必要。
- スマホ保険を選ぶときは何を確認したらいい?
-
月額料金と自己負担金、補償範囲や利用可能回数、契約期間・解約方法、そしてサポートの対応速度や手続きのしやすさをチェックすると失敗しにくい。
まとめ
ahamoは、ドコモが提供する信頼度の高いサービス基盤を活かしており、携帯補償サービスも多くのユーザーにとって安心感のある選択肢です。以下のポイントを最終的に確認しながら、あなたにとって最適なスマホ保険・補償サービスを選んでみてください。
ahamoの携帯補償サービスは、何よりもドコモのサービス基盤を活かしてトラブル時の交換端末手配が迅速である点や、全国的に展開するサポート網を利用できる点などが大きな強みです。
特にahamo端末を利用する人、ドコモからの継続利用を考えている人にとっては安心感が高いでしょう。
一方で、保険料や利用回数制限、自己負担金などのデメリットも存在するため、必ずしも誰にとっても最適というわけではありません。もし複数台の端末を一括でカバーしたい場合はモバイル保険、iPhoneを絶対に正規サービスプロバイダで修理したいならAppleCare+、そもそもリスクが低いなら補償に加入しない(もしくはクレジットカード付帯の無料保険を利用する)といった選択肢もあります。
最終的に大切なのは、「月額費用に見合うだけのメリットがあるかどうか」をきちんと理解した上で、納得のいく補償サービスを選ぶことです。
各社の最新キャンペーン情報や割引特典も適宜チェックしながら、後悔のない選択をしてみてください。あなたのスマホライフが、より安心で快適なものとなるよう、ぜひ本記事を参考にしていただければ幸いです。